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【コラム】昨今のレコード大賞のよう~時代は配信だけどねー韓国

Global News Asia / 2021年12月20日 6時0分

韓国の国旗

 2021年11月、在中国・韓国大使館は「第15回世界韓人の日」の有功政府褒章伝達式を開催した。

 そもそもたった15回しかやっていない歴史の浅すぎる「世界韓人の日」とはなんぞや。

 韓人とは、本来厳密に捉えるならば、古代において朝鮮半島南部をベースに紀元前後に定住していた民族諸集団を定義とする。そこには、中国がベースの方もいただろうし、韓国系の人民のベースもあっただろう。古代においては、中国と韓国といった現代の呼称はない。

 しかし、紆余曲折を経て、現代の韓国人(朝鮮民族)の名称の由来となった。ただ、民族的系統上には、現在の朝鮮民族との関連は明確ではない。

 一説には、韓国としては、在外の韓国人や韓国籍を離脱した人物(帰化も含まれる)や、その子孫のみを「韓人」と定義したうえで、古代からそうだと言う説を後付けした上で作られた自画自賛の日であることは、否めない。

 なぜなら、中国にある韓国大使館が、中国とその周辺で活躍している(と思われる)韓国人を選んで、「韓国人ってこんだけ、すごいんだよ~」を伝えるだけの賞だからだ。

 昔の「日本レコード大賞」のように、全国民が口ずさめる歌謡曲をレコードの売り上げで賞を与えるのだったら、賞に重みがあったし、受賞した歌手も納得のいく人であった。

 しかし、昨今は、いや、昭和晩期から、レコード会社やプロダクションの大人の事情によって、その年にそれほど爆発的ヒットになっていなくても、大賞歌手が選ばれた。

 そして、平成も半ばになってからは、ファン以外は、誰? その曲流行ったの? 状態の大賞ばかりだ。ちなみに今年もそうである。

 レコード盤に興味を抱く世代が台頭してきたとしても、CDデッキすらなく、配信で音楽を聴いている時代に、レコード大賞という名称には無理がある。イタイ賞レース、必然性のない賞レースの残骸だ。

 まだ15回しかやっていない、韓人の日は、あくまでも中国の中の活動においてである。世界ではなく、中国とすべきではとツッコミどころ満載の賞だ。

 選ばれたのは、中国で活動する朝鮮族の女性団体:北京愛心女性ネットワーク。約15年の間、韓人の伝統文化を、中国や韓国の次世代に継承している。手法としては、奨学事業や交流会を通して若手育成に貢献したらしい。

 中国にいるのに、やっぱり、韓国人しか褒める俎上に乗せない韓国。経済的にも各国から借金をして返済もせず、または賠償金として未来永劫たかるしか集金方法の無い国に、偉そうに、賞を与える立場があるのかを問いたい。
【編集 : fa】

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