【タイ】アジア女性社会起業家セミナーがバンコクで開催

Global News Asia / 2014年8月4日 17時18分

8月1日に発足した「アジア女性社会起業家ネットワーク」メコン地域をはじめとする女性起業家同士の協働を目的とするもの。一般社団法人リテラ(東京港区・渡邉さやか代表)は、「人々の変化により、これまでに増して社会起業家の活躍が求められる」と話す。

 2014年8月4日、タイ・バンコクで「アジア女性社会起業家セミナー」(女性の地位向上協会主催、日本財団助成)が、7月30日から8月1日まで開かれた。大野修一日本財団常務理事は、「今回のイベントでは、新たなアイディアや人脈、提携の機会などが得られる、各々の事業に貢献するものであってほしい。」と挨拶した。

 これまで充分な支援がなかった、メコン川流域で活動する女性社会起業家の、機会拡大のための資本共有とネットワーク形成を目的として開催されたもの。メコン川流域で活動する女性社会起業家ら約40名がタイ・バンコクに集まり、「メコン川流域の現状理解」「アジアの女性社会起業家の地位向上」「女性社会起業家エコシステム構築」「キャパシティビルディング」「ビジネスモデル再考とコラボレーション」の5つのテーマでトークセッションを開催した。

 最後に「国境を越えた提携構築のためのアクションプラン」をテーマにしたオープンセッションを行い、「障害のある女性×ビューティサロン」「女性性犯罪被害者×カフェ」などの具体的プロジェクトをスタートさせた。

「アジア女性社会起業家ネットワーク」は、メコン地域をはじめとする女性起業家同士の協働を目的とするもので、活動を拡大して機会の最大化を目指するとしている。

 今回発足した「アジア女性社会起業家ネットワーク」メンバー。
re:terra 渡邉さやか代表
「日本では神戸・東北の大震災後、NPOやNGOを取り巻く環境が大きく変わりました。人々の価値観の変化により、これまでに増して社会起業家の活躍が求められています。」

クラフトミャンマー Kyi Kyi 氏
「工芸品と通じてミャンマーのポジティブなイメージを確立したいと考えています。過去3年間でミャンマーの10,000名の女性社会起業家にトレーニングを提供しました。」

ミャンマー女性アントレプレナーズ・アソシエーションMaw氏
「私たちはミャンマーにおける唯一の女性起業家支援団体です。これまでに1000を超える女性起業家たちを支援した実績を持ちます。」

マドレボニータ 吉岡代表
「社会的課題解決には、原因をきちんと認識することが必要です。例えば、日本の女性が直面する産後うつは、お母さんたちではなく社会構造に問題があるのです。」

Seeing Hands Massage Nigah氏
「障害があっても女性は美しいし、人を美しくすることもできます。そんなメッセージを発信できるサロンをつくりたいです。」

エアアジア・ファウンデーション Munching氏
「資金を与えるだけでは社会的インパクトを起こすことはできません。その資金を活用し、自身で生き残っていけることが継続的なアプローチにつながるのです。」

女性の地位向上協会 ディレクター アロニー氏は、「アジア女性起業家ネットワーク」の発足を宣言した。

一般社団法人re:terra(リテラ)は、被災地および途上国で女性と障害者による事業開発を行う一般社団法人。三陸・気仙地域で椿を使った化粧品づくりを行う「気仙椿ドリームプロジェクト」やカンボジアで美容学校設立を目指す「B born」などの事業を行うなど、日本の地域活性事業・途上国ビジネス開発事業・人材事業の3事業をコアとした活動を通して、社会への貢献を目指している。


【編集 : 朝日音然】

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