【フィリピン台風22号被災】復旧作業遅れ、多くの地域で停電続くセブ州・マクタン島
Global News Asia / 2022年1月7日 21時15分
昨年12月16日、非常に強い危険な台風22号が、フィリピンを直撃した。2022年1月7日現在、多くの地域で、停電が続く悲惨な状況だ。フィリピン政府も被災状況の詳細を把握できないほどの大規模災害になった。セブ州・マクタン島でもほんの一部を除き、インフラの復旧が遅れており、飲料水の確保が困難な状況だ。多くの支援団体が活動し、被災者の救済に乗り出している。
NPO Cebu Wish Inc.は、昨年12月18日から1月6日までの間に、・食事 1,480食、・お米 1.4トン、・飲料水 6,475リットルなどを被災者に配った。
救援活動の立ち上がりが早かったNPO Cebu Wish Inc.は、12月18日から30人分の食事を届ける活動を開始。また活動資金を得るため事務所前でフィリピンフードの販売もスタート。早朝から夜遅くまで連日支援活動を続けている。
今後の計画は、緊急支援を続けた後、復興支援のフェーズに移行。内職や外注も含め雇用の機会を増やしていきたいとしている。
NPO Cebu Wish Inc.は、フィリピン・セブの貧困家庭とそこに育つ子ども達へ支援を続けている。フィリピンの法律のもと正規登録された、セブ州マクタン島ラプラプ市のNPO法人。1991年から活動を開始している。日本人理事は大統領に認可を受けたフィリピン国家警察傘下にあるFNKN (foreign National Keepers Network)のメンバー。
【編集 : af】
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