未来を見据える中小企業経営者(大久保秀夫塾生)がカンボジアの現地視察に《2》
Global News Asia / 2014年8月7日 8時46分
塾生は、カンボジアの子どもや若者のキラキラ輝く目、真剣に学ぶ姿勢を見て、これから発展していくアジアの潜在的な可能性を、ひしひしと感じることができた有意義な現地視察だったと話している。(写真は、日本語教育を中心とした職業訓練校CIESF )
2014年8月7日、大久保秀夫塾で経営者としての在り方を学ぶ塾生(22名)が、公益財団法人CIESF(シーセフ)を通じて支援する日本語教育を中心とした職業訓練校CIESF Business Training Center(CBTC) を視察した。
日系企業のカンボジア進出が増える中、現地採用のスタッフとして活躍できる人材の需要が高まっており、日本語力だけではなく、ビジネスマナーやIT・会計といったスキルも求められている。これからのカンボジアにとって、必要な人材育成の場のひとつがCBTCだ。CBTCの運営は、日本人スタッフとカンボジア人スタッフが共同で行っており、日本から派遣した選りすぐりのベテラン教師も活躍している。
大久保秀夫塾生が、日本語や職業スキルを学ぶカンボジアの若者に将来の夢を聞いたところ、「日本語教師」、「経営者」、「エステティシャン」と、目を輝かせながら真剣に答えた。「このカンボジアの若者達の活き活きとした姿にこの国の明るい将来が見えた」 と塾生の1人はいう。
大久保秀夫塾で学ぶ塾生は、これまで日本国が長期間に渡って諸外国に対して行ってきた支援活動、ODA(政府開発援助)などを国だけに依存するのではなく、これからは「民間版ODA」として取り組んでいく方針だ。日本がこれまで培ってきた「三方良し」、「和をもって尊しとなす」などの文化を広く海外に伝え、日本のファンを多く生み出し、将来、少子高齢化で労働人口が減少する 日本に良い影響をもたらしてくれるだろうと信じている。
今回の視察に参加した22名は決して経済的には豊かではない国、カンボジアの子どもや若者のキラキラ輝く目、真剣に学ぶ姿勢を見て、これから発展していくアジアの潜在的な可能性を、ひしひしと感じることができた有意義な現地視察だったと話している。
【編集 : 高橋 勇】
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
AI時代にこそ必要な「非認知能力」の伸ばし方とは?笑い飯・哲夫と考える、これからの教育に必要なこと
ニューズウィーク日本版 / 2024年12月25日 11時30分
-
すららネット、「グローバルサウス補助金」に採択
PR TIMES / 2024年12月13日 17時45分
-
日本手術看護学会×国際医療NGOジャパンハートパートナーシップ協定締結「日本人ならではの良さを海外の現地スタッフと現場にー」
PR TIMES / 2024年12月9日 14時15分
-
若手人材が経営のノウハウを学ぶ「あきた未来塾」開講 12期生は10人 経営能力と意欲を高め合う
ABS秋田放送 / 2024年11月27日 18時7分
-
松下幸之助×ドラッカー直伝「もののふ経営塾」が開講
PR TIMES / 2024年11月26日 14時9分
ランキング
-
1カザフスタンで67人乗り旅客機が地面に衝突・炎上、生存者32人を病院搬送…緊急着陸に失敗情報
読売新聞 / 2024年12月25日 21時14分
-
2中国EV大手が建設中の自動車工場で「奴隷同然の環境」…ブラジル当局が中国人労働者163人救出
読売新聞 / 2024年12月25日 23時19分
-
3岩屋外相と王毅外相、初の対面会談 日本に歩み寄る姿勢強める
日テレNEWS NNN / 2024年12月25日 17時38分
-
4ハマス、ガザ停戦「合意に遅れ」=イスラエルが新たな条件と主張
時事通信 / 2024年12月25日 22時51分
-
5ゼレンスキー氏が日本に謝意 石破首相と「会談で合意」
共同通信 / 2024年12月26日 5時17分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください