【フィリピン台風22号被災】マクタン島のJALアパート、電力復旧見通したたず
Global News Asia / 2022年1月20日 11時0分
2022年1月20日、非常に強い台風22号(2021年12月16日)が、フィリピンを直撃して1ヵ月以上経過した。多くの地域で、停電が続く悲惨な状況だ。携帯電話も繋がらないことが多い。セブ州マクタン島でもほんの一部を除き、インフラの復旧が遅れており、飲料水の確保が困難な状況だ。多くの支援団体が活動し、被災者の救済に乗り出している。また日本政府は2022年1月14日、1,300万ドル(約14億400万円)の緊急無償資金協力を国際機関を通して実施することを決定している。
マクタンセブ空港のあるラプラプ市では、市長を中心に賢明な復旧作業が進められているが、JALアパートでも、送電ケーブルが複数カ所断線しており、復旧の見通しが立たない状況が続いている。
セブ、マクタン島にあるアクエリアスダイバーズのオーナー・衣香織さんからNPO Cebu Wish Inc.に入った連絡によると「店舗のある港は崩壊して形がなくなりました。また、お客様の過ごす休憩スペースも崩壊してしまい、修復不可能な状態です。器材倉庫の屋根は飛んでいってしまい、事務所の屋根も剥がれて修復が必要な状態です。現在、日本では水中カメラマンの越智隆治さんがセブのダイビングショップ復興に向けての義援金を集めてくれています。皆様どうぞご協力宜しくお願いします」と伝えている。
NPO Cebu Wish Inc.は、フィリピン・セブの貧困家庭とそこに育つ子ども達へ支援を続けている。フィリピンの法律のもと正規登録された、セブ州マクタン島ラプラプ市のNPO法人。1991年から活動を開始している。日本人理事は大統領に認可を受けたフィリピン国家警察傘下にあるFNKN (foreign National Keepers Network)のメンバー。寄付やボランティアについてはhttps://www.facebook.com/mactancebu 参照。
【編集 : Eula Casinillo】
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