【コラム】すべての情報封鎖は、オリンピックのためにー中国
Global News Asia / 2022年2月20日 6時0分
2022年2月4日、北京冬季オリンピックが開幕した。モットーは「未来に向かって一緒に」。いろんな意味で、2019年11月に中国・武漢の生まれたウィルスのために、人類は未来に向かって一緒に闘っている。オリンピックなどあえて行わなくても、運動していない老若男女、国籍を選ばず(一応韓国の北に位置する国は除く)闘っている。
噂によると中国の一番偉い人を恐れている(あるいは、尊敬している)WHOのテドロス事務局長は、一応「科学と証拠に元図板感染症の起源の調査」を中国首相に依頼した。昨年には、武漢市に国際専門家チームを派遣して、調査は行っている。蝙蝠から中間宿主を経由してヒトに感染したという仮説を立てた。しかし、その専門チームに対して中国の情報提供が足りなかったとして、第二弾の調査チームの受け入れも依頼した…オリンピック開会式の翌日に、だ。昨年暮れから蔓延している、一番偉い人の名前を避けた「オミクロン株」に関しては、ネズミが中間宿主だという不確かな情報も流布している。
その御当人である中国は、欧米よりも有効な感染対策を進めた中国では、死者を最小限に食い止めている」と自画自賛状態だ。中国で公表されている死者数は、4636人。最後の死者は昨年1月。それ以来、奇跡的に「死者ゼロ」とも自画自賛中だ。昨年の中国の人口は、14億1178万人もいるのに。
中国では、自国製のワクチンを使っているからか、死者がいない要因の一つとしている。しかし、中国の研究チームが、中国製ワクチンの感染抑制力の低さを明示しているし、武漢市の一般市民でも、死者4636人はないだろうと語っている。
パンデミックした都市は、いち早くロックダウンする。これは、人的流れを止めるだけでなく、すべての情報が流れないようにする中国政府の手段だ。
オリンピックが終わっても、死者がゼロは続くのだろうか。それならば、4000年の歴史を持つ中国が、韓国の北に位置する国と同レベルになるという証だ。
【編集 : fa】
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