【ラオス】中国国境超えに一週間以上も、中国人は賄賂でスイスイ・新型コロナ対策で3回の車体消毒
Global News Asia / 2022年2月19日 6時0分
2022年2月、ラオスと中国との国境ボーテンで、国境を超えるトラックが大渋滞を引き起こしており、通過するまでに一週間以上かかるという異常事態だ。その中で中国へ戻る中国人たちは、役人に賄賂を渡して優先的に通過しているという。ラジオフリーアジアが報じている。
ボーテンは、12月に開通したラオス中国鉄道のラオス側の終着駅がある国境だが、ここでは現在荷物を積んで中国へ向かうトラックとラオスで積荷を降ろした戻りのトラックが1000台以上が並び、大渋滞が引き起こっている。ここを通過するため、新型コロナ対策で3回の車体消毒もあり、平常時よりも通過に時間がかかっている。しかし、ゲートが開くのは午前8時から午後4時の間だけだ。
あるラオス人運転手は、7日も待っているが検査場にはまだまだたどり着けそうもないと嘆くと同時に、これまでに100台以上の中国のトラックが先に行ってしまった。と語る。
別の運転手は、通関の役人たちは賄賂を払った中国人の車を優先して、長い列を超えて行かせているんだと話した。ある運転手は、この現状をFacebookに投稿して問題の提起もしているが、当局は見て見ぬ振りだという。
ボーテン国境のラオス当局者は、トラックは列に並んだ順に通関しており、これを追い抜いて通過するものには罰金が科されると語った。「どのドライバーに対しても、特別に優先することはありません。ここにはルールがあり、それは順番通りに通過することです。以前はそのようなケースもあったようですが、今は番号順に通過させています」と弁明する。
ラオスのトーンルン・シーソリス大統領はルアンナムター県を訪れた際、パンカム・ヴィパワン首相とこの混雑について話し合うと州当局に語った。また、大統領は中国への輸出の妨げにもなっているため、問題が解決することを望んでいるとも述べた。
【編集 : KK】
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