【コラム】多国籍研究陣もまたなんらかの忖度チームかのかもしれない 中国
Global News Asia / 2022年3月9日 6時0分
2022年2月、アリゾナ大学(アメリカ)とコリョ大学(韓国)などの米韓研究陣と、イギリスやオーストラリア、シンガポールやマレーシアなどの多国籍研究陣が、新型コロナウィルスの起源に関して、各々研究報告書を発表した。共通した内容の箇所も多々あるとは思われるが、二つの報告書を足して120ページほどになる。学術誌には掲載されていないので、世界公認の報告書とは「まだ」言えない。しかし、どちらも、中国武漢の研究所から流出したという説を否定していることは、共通だ。
パンデミックは、2019年12月に武漢の華南水産物卸売市場で始まったという結論らしい。この市場で販売されていた生きたままの哺乳類。例えば、コウモリやタヌキに新型コロナウィルスがあり、市場の商人や顧客にうつったという仮説。その上で、武漢ウィルス研究所との接触は認められず、ウィルスが流出する可能性もないとした。まあ、タヌキは「食材」になる可能性がなくはないとしても、コウモリ。生きたコウモリを、水産物として販売していたことに、一末の疑問を抱くことはなかったのだろうか。
最初に感染者となった156人の所在密度が、市場周辺だという。追って1月と2月に感染した737人は、市場から離れた場所に住んでいた。ただ、武漢中心の高齢者が多く暮らす地帯。軽く感染していた市場の商人たちが、タヌキやコウモリを好んで「食べる」高齢者地域に売りに行って、感染を広げたのか。まったく感染していない商人が売る、タヌキやコウモリを、高齢者が料理して飲食したうえで感染したのか。タヌキ派、コウモリ派、2つの血統で起きた異変ともしている。もちろん、この2つの動物以外の動物の可能性も否定はしていない。
他国の食文化についてあれこれは言えないが、大きな力が動いていて、忖度せざるを得ない発表がなされたことも、この研究陣には加わらなかった医学者たちからあがっている。「シナリオは、できている」。
後世に残さなければならない「真実のシナリオ」を書く勇気ある研究者はいるはずだ。しかし、命は一つしかない。データは、簡単に消せる。
【編集 : fa】
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