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【コラム】風俗は、牛肉に勝つ! 韓国

Global News Asia / 2022年3月10日 14時30分

韓国のイメージ

 2022年3月10日、弊社既報の通り、韓国の新しい大統領が決まった。親日派政権になる模様で、日本の総理大臣も、少なくとも数日間程度は「友好の情」を示している。

 この新しい大統領。元検事総長と言う経歴を持ちながら、弁舌爽やかではない。「アー」と次の単語の前に長い一拍を置くことが、韓国国民の怒りのツボにはまるらしい。

 しかし、日本から助言すれば、それは慣れる。日本にも、「ま、その~」や「あーうー」、「ホーホー」などおなじみの枕を付ける総理大臣がいた。近年の政権の「誰? あの大臣」から見ると、個性のある話し方は、物まねもされ、後世に語り継がれる。「アタクチは…」という人もいたなあ。

 さて。今回の韓国大統領選は、候補夫人のスキャンダル合戦だったとも言えよう。55歳と49歳、それなりに見目麗しい魔女がファーストレディになる。日本であるならば、夫の選挙戦の最中に醜聞まき散らす夫人はかつていたのか(知らないところでいたのかもしれない。ファーストレディ前も中も後も全く変わらないで大麻の花をめでる人はいたからなあ)。

 55歳は、法人カードで牛肉を買った。49歳は、学歴詐称で、かつ風俗で働いていた可能性まで追求され、二人とも謝罪会見をしていた。

 コロナ禍で、食べたいものも食べられない、それ以前に買うことができない韓国国民。「なに、牛肉を、経費で落としたと!」怒りは炸裂する。

 逆に風俗に関しては、上級国民のご婦人ならいざ知らず、生活に困窮し売るものがまったくなければ…同じ女性として申し訳ない表現だが、女性を売る。そこで得たお金で生活を立て直す~日本の同業の方々は一度はまったら抜け出せないようだが、韓国では慰安婦と呼ばれた方々は(今でも、軍属相手に商売なさっている慰安婦は健在だそうだ)2~3年で、過去はキレイになかったことにすると言う。解釈の仕方だが、整形しても美人だったらいいじゃないのと通じるものがある。

 食べ物の恨みは恐ろしい。牛肉を食べた方は選ばれず、牛肉を買うために働いた方がファーストレディに選ばれた。懸命な選択だ。可能性があるにせよ、女を商売にした人が大統領夫人であれば、慰安婦問題などより踏み込んで女性の味方になってくれると、支援団体が動いたのかもしれない。

 考えてみれば、なにもない67歳(就任時62歳)は地味だった。叩いても大したホコリは出ない賢婦人夫人。だから存在感がなかったとも言えよう。文ちゃんご夫妻、老後、お元気で。
【編集 : fa】

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