【コラム】ウクライナネタは俺のものだー韓国
Global News Asia / 2022年4月16日 6時0分
戦争は殺し合いだ。同じ赤い血が流れている人間同士が殺し合う。どんな理由、大義名分があろうとも、戦争は起こしてはならない。しかし、今日も世界中にどこかで殺戮は続き、それが終息しても、同じ時間にまた世界中のどこかで戦争が始まる。この愚かな人間たちよ。己の命はたった一つしかないというのに。
2022年4月。ウクライナで起こっている戦争は、国際的な各機関や各国が話し合いの仲介に入っているが、治まる気配はない。世界中にウクライナ国民が難民として散り散りになっている。
本社既報の韓国のユーチューバーが、義勇軍と称してウクライナに出向いている。そしてこの殺戮を「ヒーローものやファンタジーではない。腕が飛び、脚が飛び、肉が焼ける悲劇だ」と言った。義勇軍なのに、自分の身と家族の安全のために変装して。ウクライナ国内のどこにそんな変装ができる場所があろう。韓国人義勇軍は40人ほどいると続ける。しかし、腕が飛び、脚が飛んで、今は半分らしい。自分たちは、ポーランド人に助けてもらったそうだ。そして、韓国に帰ることを希望している。ただし、決定的なバズる現場を撮ってから。
ポーランド人とて大切な一つきりの命を、このバカげた韓国人のために捧げたのだ。それは、同じ人間として当たり前の行為であっても。
日本人の戦場カメラマンもよくインタビューに応じている。彼らは少なくとも、戦場で今なにが起こっているのかを、命がけで伝えている(しかし、各戦争に必ず行くにしては、命の安全なところから高みの見物なのだろうか。死ねと言っているのではない。命を落とせと言っているのではない。けれど目の前で消えていく命をカメラに収めて報道することは、人が生きていくのに必要なことなのだろうか。
韓国人義勇軍は、名前倒れ。戦争が終われば「ネタがない」ので帰国する。彼らのYouTubeはとても臨場感があるだろう。そしてたちまち英雄になり、戦争のスペシャリスト然とした違う仕事にありつけるだろう。「これ以上韓国人は、義勇軍に参加すべきでない」。それは、自己満足の言葉として、空しく響く。
【編集 : fa】
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