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【コラム】0韓国「難民だって、避難先の国を選ぶ」

Global News Asia / 2022年4月17日 6時0分

韓国のイメージ

 韓国に逃げて来たウクライナ難民は、政府が把握している限り0を更新している。

 2022年2月に始まったロシアのウクライナ侵略は、もう1カ月半を過ぎた。ウクライナの人々は、薄い縁を辿って世界中のあちこちに移り住んでいる。言葉も通じない、会いたい人ともすぐに会えない場所に好んで移り住む人などいない。故郷に帰れる保証もない。成人男子は出国禁止=戦うことを求められているから、家族一族で移っていけるわけでもない。さらに、ウクライナから飛行機は飛ばない。地続きであるポーランドなど近隣の諸国でビザ発給手続きをする。

 韓国はそもそも、「難民申請があってから考える」スタンスだ。その代わり、韓国に滞在するウクライナ人3800人ほどには、人道的措置として滞在延長などの措置をとる。それが、「K外交における積極的支援」だと胸を張る。

 在韓ウクライナ人たちは、それは虚言だと言い返す。難民そのものが、ビザがなかったり、飛行機にも乗れず、申請ができない。その事実を韓国政府が認めないから不可能なのだとする。他の国(ポーランドなどを想定していると思われる)にある韓国大使館でビザ発給してもらえばいいじゃないかと韓国政府は譲らない。しかし、急な戦争により、必要書類など、難民が持っているだろうか。

 韓国だけでなく、ロシア寄りの中国、そしてインドも受け入れはしていない。基本受け入れをしていない日本ですら、少数ではあるが受け入れているにも関わらず。

 「先進国である韓国は、人間の尊厳を守る責任がある」。言うことはかっこいい。…あの時難民として韓国に入ってきた人たちに、韓国人の尊厳が守られなかったから謝罪と賠償金を将来的に請求する可能性がある国ということは、世界中が知っている。急を要するウクライナ人たちは、そんな国を選びたくないのだろう。
【編集 : fa】

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