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【タイ】エボラ出血熱の流行に厳戒態勢=空港での検疫を強化

Global News Asia / 2014年8月10日 15時55分

世界保健機構(WHO)による非常事態宣言を受けて、タイでの対応を発表するWHOタイ支部の幹部。

 2014年8月10日、世界保健機構(WHO)がエボラ出血熱の大流行に非常事態宣言を発したことに対して、タイ政府も警戒を強めている。

 タイの公衆衛生保健省は、WHOの非常事態宣言を受け、バンコク等の国際空港での検疫強化を図るとともに、ギニアなど発生国からの入国者に対して厳正なチェックを行なうことを発表した。

 タイのネットでは、すでにタイ東北部にエボラ患者が見つかったなどの噂話が流れていることについては、タイの公衆衛生保健省は、現在までに国内で患者が見つかった報告は何もないとし、強化された検疫によって、これからもタイへエボラウイルスが侵入する確率は非常に低いと語っている。

【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】

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