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【コラム】やっぱりファーストレディに専念か 韓国

Global News Asia / 2022年5月14日 6時0分

韓国イメージ

 2022年5月10日、韓国では、尹錫悦政権になった。政権で力を振るう人材については、それぞれの役職に何人かの候補がいる。日本のように総理大臣が新しく決まったからと言って、真夜中に天皇陛下を叩き起こして就任式を行う「なに生き急いでる?」的なことは、尹大統領はしないようだ。熟慮を重ね適材適所…と言って3月に当選してから、あまりにもゆっくり過ぎと言えばゆっくり、就任式までになぜ決まらない! 状態だが、日本人にはどうでもいいことだ。まあまあ候補者の肩を叩いてみると、ボワッと埃が舞ってしまう状態なのだろう。

 と、他人を選ぶことに関しては慎重だが…ファーストレディだけは、もう配偶者しかいない(日本では頑なに裏に徹する意思を示した夫人がいる場合、または夫人が亡くなってしまった場合は、娘が代理することもあるが)。

 韓国新大統領夫人に関しては、選挙中から、過去のいろんな疑惑が、ホコリどころか粉塵のように舞って、彼女は「夫が大統領になっても、私は一切表にはでません。ファーストレディはしません」と涙ながらに、国民に謝罪した。ご記憶の方も多いだろう。

 さらに彼女は会社代表、事業をしており、夫の仕事にかかわる時間もないとした。つまり自分には財力があるので、夫の給与で生活はしないと言うことだろう。さらにさらに、プロポーズの際に、大統領が「自分が食事の支度をしますから」と誓ったことも明らかにしている。

 大統領とは、家事と両立できる簡単な仕事なのだろうか。いや、家事を本気ですると大統領なんかしている時間などない~世界的な物価上昇で、特売のために公務を投げうって、スーパーの開店時間に並べるのだろうか、公務を抜け出してタイムサービスや赤札タイムに行けるのだろうか。主婦なめるなよ。

 皆さんご存知の通り、かの国は息をするように前言を翻す。大統領夫人は、会社をたたむとのこと~たたむならたたむでいいのだが、従業員の転職など残務もしっかりやれよ! 。しばらくは、内助の功を発揮するそうだ。二人で出席しなければならないもの以外は出ない…これもそんなにしないで撤回される言葉。

 夫の給料など在威力で生活していくのだ、彼女は。そして、デザイナーを雇い、ブランドと契約して「私費」内で請求書切ってもらって、公費でお支払いするファッションを身にまとうのだ。

 選挙の結果が出た直後から、あらゆるマスコミで、女優ライトを駆使してペラペラ語っていたことから、すでにわかっていたといえばわかっていたことだが。

 せいぜい、国民の反感を買わない程度のファーストレディに留まることを願うのみだ。大国アメリカでも、夫に続いて大統領になろうとしたファーストレディもいたから。
【編集 : fa】

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