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【コラム】それで、海外船舶の納期は大丈夫なのですか 韓国

Global News Asia / 2022年5月16日 6時0分

韓国のイメージ

 2022年韓国では、大型船の発注をけっこう受けている。技術力が優れているのか、はたまたダンピングでお求めやすい価格なのか。けれど、今世界中で部品不足が起こっていて、それはここ数年のうちに収まるような見通しは立っていない。韓国だけがそれを免れるということはなさそうだ。けれど、発注をかける国は、なぜ韓国を選ぶのか。

 例え部品があったとしても…韓国造船業界は深刻な人材不足である。

 パトカーで受験会場まで乗せていくなど、高学歴を求めすぎた結果だ。て、未来の韓国を担う若者たちが、ブルーカラーになるのならば、ニートになるなど職業を選ぶようになった。親も裕福な人たちばかりではないだろうに…犯罪者になられるよりはいいのか。

 韓国産業通商資源省は、造船業界の人材不足解消のため、外国人労働者を優遇すると発表した。今までの溶接や塗装などの技術を持つ外国人労働者割当制度を廃止すると言うのだ。これまで外国人溶接工は600人、塗装工は300人しか働くことができなかった。しかし、韓国人労働者の20%以内なら雇用を可能にする…そもそもブルーカラーの成り手がいない、韓国人労働者の20%にしたら、もっと少ない人数の外国人労働者数になるのではないか。その会社の事務職などホワイトカラーも総計に入れての%なのだろうか。

 さらに、韓国では理工系の留学生を優先的に就職させるとも言う。今までは、溶接工になる留学生ばかりを優遇してきたが、塗装関係を選考する留学生にも適用する。電気工事士と溶接工にも。そうすれば、造船業界の人手不足の緩和策になるとのことだ。

 日本でも闇が深く種々問題になっているが、外国人ということで研修生とし、最低賃金以下で過重労働させることが問題になっている。韓国でも、「最高の国」韓国に留学したのだから、もらえるだけいいと思えにならないといいのだが。

 そんなことより人がいないのに発注を受けてしまう「銭(ウォン)優先計算」思考をなんとかしなければなるまい。

 韓国に飼い殺しにされるなよ、外国人労働者諸君。
【編集 : fa】

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