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【タイ観光開国・促進】ワクチン未摂取でも簡易検査で入国可 夜の施設も解禁へ―6月から

Global News Asia / 2022年5月24日 13時45分

タイの歓楽街(資料写真)

 2022年6月1日からタイ政府は、新型コロナに対する規制をさらに緩和。ワクチン未摂取でも、到着時に簡易検査で陰性となれば入国できるようにする。タイ政府は、今回のさらなる規制緩和により外国人観光客を呼び込みたい考えだ。

 タイでは、すでに陰性証明や規定回数のワクチン摂取証明があれば隔離免除になっていたが、今回の緩和で到着時に簡易(ATK)検査で陰性となれば、そのまま入国できるようになる。また、国内で最後まで営業規制されていた夜の娯楽施設も午前0時までの営業が許可される。これによりカラオケやバー、パブ、マッサージパーラーなどの営業が再開される見通しになった。

 外国人旅行者は、タイランドパスがまだ必要だが、申請後すぐにQRコードが発行されるようになっており、出発直前の申請でも数十分で発行されるようになっている。

 夜の娯楽施設は、これまでレストランとしての登録で営業しており、お立ち台で踊ることは許されていなかった。今回の緩和で本来の営業ができるようになる。タイでの新型コロナ新規感染確認者は、5,000人を下回っており、5月24日発表では4,144人。

 また、著者自身も先日チェンマイからバンコクへ空路で移動したが、搭乗時や到着時にワクチン証明などの提示も求められることはなく、コロナ以前のようにスムーズな移動だった。ただし、マスクの着用は必須。

 バンコクの街を見る限り、マスク姿という以外はほとんど以前の状況に戻っている。いまだに県ごとに規制レベルを色分けしているが、観光地は、ほとんどどこでも自由に行き来できている。雨季に入っているために曇り空ではあるが、コロナ以前のような旅行ができる状態に戻ってきている。
【編集 : そむちゃい吉田】

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