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【タイ】大麻成分入り商品が続々と発売!

Global News Asia / 2022年6月13日 20時30分

バンコクに開店した大麻専門ショップ

 2022年6月、タイでは、大麻が違法薬物リストから外され、さらに栽培促進のために1000万本が家庭に支給されたが、これ以前からタイの市場には大麻成分入りの商品が急速に増えている。

 今回の大麻合法化においては、THCと言われる幻覚作用があるとされる成分が0.2%以下に限られる。(日本では0%とされた。)こうした新たな法制下で各食品メーカーや化粧品メーカー、さらに個人ショップなどが幅広く参入する事態になった。

 一概に大麻成分(CBD)入りといっても、その範囲は多岐にわたる。抽出液などを数滴入れたコーヒーや飲料水や消炎剤(バーム)、インヘラー(嗅ぎ薬)、マッサージ用クリーム、フェイスパック、ボディーオイル。そしてラーメンやピザなどの食品にいたるまで様々な商品が出回り始めた。また性転換手術や美容整形で有名なヤンヒー病院からもCBD入り清涼飲料水が発売されている。こうした製品は、コンビニから大麻製品専門店やレストランまで、多くの店舗で扱われている。

 しかし、日本からの旅行者においては、タイ国内での製品の購入や飲食は問題ないものの、お土産として持ち帰ると、THCが0%であっても日本側の法整備が追いついていないことなどから、違法物として没収、または検挙されてしまう可能性もある。また、娯楽としての吸引については現在でも違法となっているので、注意が必要だ。

【編集 : そむちゃい吉田】

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