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【コラム】もはや韓国人男性は人間ではないのか…韓国

Global News Asia / 2022年7月10日 6時0分

韓国イメージ

 「更年期」という言葉は、主に、女性に使われる。「menopause(メノポーズ)」という英語も存在して、すでに、それは人間に生まれたからには、軽く済む人もいて、寝込むほど重い人もいて、40代後半から60代前半あたりに見舞われる身体の揺らぎだ(もちろん、若年性更年期も存在しているので、絶対的多数が閉経をまたいだこの期間という大きな括り)。

 若い時は、「今、生理じゃないの?」と罵倒する言葉と同列で、年配の女性に対しての侮蔑として使われることもあり、とてもデリケートな言葉だ。…一応韓国にも「ケンニョンギ」と発音する更年期の呼び名もある。

 男性は、乳がんにならない。これは、嘘だ。男性にも乳首があるように(中には、副乳といって、2組3組乳首がある男性もいる~動物の進化の過程の一つ)、乳がんにはなる。女性のように定期検診がないので、見つかったら手遅れと言う状態もままある。

 この男性乳がんと同じくらいに、意外と知られていないのは、男性にも「更年期」があることだ。著名人で「僕も更年期でした。鬱がひどかったです」と本まで出したのは、漫画家のはらたいらさんだ。「はらさんに3万点」と信頼されるくらい頭のよい彼でも、実際に発症してみないと、わからなかったらしい。焦りや不安の原因が思い当たらず、不眠が続く。女性の更年期症状として顕著な沢山汗をかくこともある。「男性更年期」という認識がないので、「うつ病ではないか」と専門病院を訪れ、うつ病とされてしまうこともある。認知症になってしまう時もある。更年期と診断され、ホルモン充填法などの適切な処置や、家族の理解で安静にできる環境で、女性のように通り過ぎることももちろん可能だ。

 女性たちは、チームを組んで「更年期を乗り切ろう!」という社会になってきたが、男性更年期に対する理解度はまだまだ低く、最悪の事態を60代男性が選択することもある。

 が、この認識を、韓国人男性は持っていないようだ。まるで、日本で「男性更年期」が、新しい病気のように出現したように珍しく思っている。

 日本人男性が、保険適用で治療できることを、きょとんとした感じで捉えている。まさに、他国の出来事なのだ。

 確かに韓国女性は気性が、どの年代も荒い。更年期期間は、誰の言葉も理解できずにイライラと他人に当たってしまう症状もある。だが、韓国では気性なのか症状なのかは、理解するのは難しい環境ではある、また、韓国の自死率も高い。これも、年代の統計を綿密に調べたら、男性更年期のサインの一つになるかもしれないのに。

 「日本人の男は、更年期になるんだって!」。人間なら多かれ少なかれなります。それが、老いに向かうポイントであるから。

 韓国人男性は、男性更年期にはならないというのならば、もはや人間ではないということを実証しているとも思えなくは、ない。
【編集 : fa】

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