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【コラム】朝鮮人の石碑も立てろよ! 韓国

Global News Asia / 2022年7月13日 6時0分

韓国イメージ

 日本帝国時代の三菱鉱業、現三菱マテリアルが、2021年11月に、長崎市内にある公園に「日中友好 平和不戦の碑」を設置した。

 長崎県には、別名軍艦島と呼ばれる「端島」がある。この端島を含む3カ所の炭鉱に845人の中国人が強制連行され働かされていたそうだ。その事実を三菱は素直に認めたことが、今回の碑につながったようだ。

 碑には「中国人の人権が侵害された歴史的事実および歴史的責任を率直かつ誠実に認め、痛切な反省と深い謝罪、哀悼の意を表する」との言葉と共にその845人の名前も刻まれている(名前がわからなかった中国人は残念ながらない)。

 今後、三菱の炭鉱があった、北海道や秋田、宮崎や福岡にも同様の碑が立てられる予定だ。

 これに対して、韓国人は腹を立てている。韓国の裁判所が謝罪と和解金支払い判決を出したと言うのに、三菱(および日本政府)がまったくスルーしていることもあるだろう。裁判所の判例に従わなくていいから、労働者個人(というよりは、弁のたつ支援団体だろう)と、三菱側が直接会って、話し合いをすべきとまで、心は高まっている。個人で会うことによって、自分だけは和解金をもらえるのではないかという思い。さらには、いつか裁判所の判決に応えた時に、もう一回もらえるという臍計算だろう。

 しかし、韓国人は、既報の通り、自ら進んで働きに来た。当時朝鮮という国は日本帝国の一部であり、心はどうでも日本人だったからだ。さらに厚生年金に値するものまでかけていて、その支払いを命じた「納得して自主的に働きにきたのですよ」を認めている判例もあるからだ。そして、1965年の日韓請求権協定で、財産およい権利など一切が解決されており、日本側の追加的賠償の必要はないと国際的に認められている。

 碑に刻まれている中国人は違う。戦争捕虜と言う立場での労働だった。強制連行とはまた違う立場だ。あまり報道されていないが、中国人が謝罪と和解金を求めて来たことはないだろう。しつこく、心が許そうと癒えるまで謝罪と和解金は、未来永劫子孫にも請求権があるなどと、どこかの国のように言い続けたりもしない。中国側と折り合う点が、日中国交正常化が行われた昭和の時代に済んでいる、現代を生きる日本国民には知らないなにかがあったのだろう。

 仮に韓国人の碑を立てる時、当時の日本名なのか、ハングル記載の現在の名前なのか、今も在日としている通称なのか、そりゃ難しすぎて、立てるに建てられないだろうな…も付記しておく。
【編集 : fa】

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