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【コラム】銃刀法のとらえ方ー韓国

Global News Asia / 2022年7月26日 6時0分

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 2022年6月下旬、料理人が、商売道具の包丁を持参していた。ただ、料理人は、韓国人ではなく、外国人(ベトナム人)であった。

 あくまでも推測だが、携帯電話を使用中であったことから、刃渡りや形状について説明していた可能性もある。

 韓国にも銃刀法は存在する。徴兵によって、銃の使い方を大方の男性は知っているからだ。しかし、銃に関してはとても厳しく取り締まられるが、刃物に関しては、甘いらしい。おそらく、今回包丁を持っていたのが韓国人であれば、注意ぐらいで済んだかもしれない。警官に危害を加えない限り。

 ベトナム人に警官が近づき、警棒で所持していた右手をいきなり叩いた。当然、包丁は落下する。その後、その警官は、警棒で殴り続け、足で蹴った。そして、スタンガンのようなものを使い、失神させ、さらに胸と背中を踏んだ。

 ベトナム人は、「真昼」に近所に住む彼女の家で鶏肉の料理をするために、これまた近くに住む知人に、刃物を借りて、彼女の家に向かう途中だった。
包丁と表現するから、出刃包丁や柳葉包丁を連想しがちだが、よく切れるナイフ程度のものだった。

 滞在期間が満期だったので、身柄は、出入国事務所に引き渡されて、とてもスピーディに、もうベトナムにいるとのこと。この迅速さは、韓国人警察官の行き過ぎた暴力行為を表面化させたくためだったのではないだろうか。

 ベトナム語を知らない警官からは、当然ベトナム語での「ナイフを仕舞いなさい」はなかったろう。ベトナム語を知らなかったとしても、滞在時期が満期になるくらいの、客商売である料理人には、韓国語も通じたのではないか。

 韓国人が刃物を振り回しても、それが明らかに危険な場面でも、これほどのことはしないだろう。なぜなら報復が怖いから。身内の「口撃」ももっと恐ろしいだろう。明らかに、ベトナム人とわかっての行為だったのだろう。確かに、暗闇の中で刃物は怖い。昼間でも怖いが、まず、言葉があるではないか。

 コロナ禍になる前だが、筆者も、身内が入院する病院に、果物ナイフを持っていったことがある。その時も、銃刀法違反になる? とビクビクし、チキン状態で急いだ。

 日本では、銃と刃物二つに有効な法律だが、韓国警察は他国人の刃物にだけ厳しいのか。ある意味、その体制の方が怖い。人種差別なら、嫌というほどわかっている国民性…ではないのだろうな。
【編集 : fa】

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