【ラオス】タイ連休の観光客爆増で鉄道チケット売場が大混乱

ごったがえす首都ビエンチャン駅チケット販売所(ラオスメディアより)

　2022年7月27日、タイでは、28日から31日まで連休に入るため、タイ人観光客が大挙してラオスを訪れている。首都ビエンチャンと中国を結ぶラオス中国鉄道もルアンパバーンに向かう足として大人気だが、チケット販売所は大混乱。

　ラオス中国鉄道の首都ビエンチャン駅では、世界遺産でもある観光地ルアンパバーンへのチケットを買い求める観光客でごった返す事態になっている。そのため、鉄道会社では急遽増便することを決めたほか、立ち席の販売もすることで、連休の需要に応えようと躍起になっている。

　ラオス中国鉄道は、2021年12月に開通後、ラオス初の長距離旅客鉄道として注目されてきた。しかし、実際には貨物輸送で中国とラオスやタイ間の新しいルートとして定着しつつある。そして、5月にはラオス政府が新型コロナによる入国規制を撤廃。タイ人観光客が順調に増えている。こうした中、今月はタイ政府が13～17日と28～31日の2週を連休として設定した事で、今回ラオスを訪れる観光客が爆増する事態になった。
【編集 : KK】