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【コラム】ファッションは、パクリから始まる 中国

Global News Asia / 2022年8月5日 6時0分

イメージ 韓国ドラマから

 2022年2月、冬季北京オリンピックの中で、朝鮮王朝時代から「韓服」と呼ばれるもの『風』のデザインのファッションが、中国の歴史の一つとして紹介された。韓国は猛烈に抗議した。一つのジャッジのし方だが、中国と韓国が同じ国だった時代や場所があって、中国が限りなく韓服のパクリをしたとしても、仕方がない。

 ファッションの流行としては、繰り返されるもの。例えば、昭和50年代後半の原宿ホコ天(懐かしすぎて、ごめんなさい)のロックンロール族女子のサーキュラースカートやポニーテールは、踊っていた少女たちの、母親の世代が、昭和30年代前半に着ていたものだ。記憶に新しいところでは、ダンシングヒーローで踊っていた高校生は、あのバブルの象徴的肩パットスーツを、母親(中には祖母も! )から借りたと言う。

 この夏、クリスチャンディオールが、発表したミドル丈のスカートをめぐって、パリの店舗前でデモが起きた。中心人物たちは、中国人女性。韓服を、しらーっとパクった血筋の方々だ。

 中国・明時代の伝統的な衣装「マミアンスカート」に似ているからだと。彼女らは、きっと「本物」のマミアンスカートを身につけていた。韓服を着ていた人もいた。

 ファション業界、ファッションショ)は、春には、終わったばかりの冬物のコレクションが行われる。2021年12月に、このデザインはすでに発表済みだ。なぜに、1年半のロスがあるのだろう。デモを行っているのは、中国人なの? 炎上発信元はウェイボ―とのことだが…。

 ファッション業界にわずかに身を置いた者としての見解では、マキシ丈じゃない? だ。デザイン=柄配置的に、似ていたとしても、記憶も新しいオリンピックで、中国はやらかしている立場で、天下のクリスチャンディオールになにを要求しているの? 販売をやめろに関しては、まもなく秋物が出たら消えるから、わざわざデモなどしなくても…。賠償金要求? それは、隣国のお約束。

 クリスチャンディオール側は、無視を決め込んでいるが、中国のファッション販売サイトでは、似たようなデザインのバッタ物が、飛ぶように売れている。理解できないな! 中国人。
【編集 : fa】

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