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大王製紙、タイと中国のおむつ生産工場を増強

Global News Asia / 2014年8月16日 1時30分

タイで生産・販売されているベビー用紙おむつ。

 2014年8月8日、大王製紙は成長事業と位置づけるホーム&パーソナルケア海外事業に関して、タイおよび中国でのベビー用紙おむつ生産工場の増強を決定した、と発表した。

 タイにおける大王製紙の連結子会社であるエリエール・インターナショナル・タイランドは、ベビー用紙おむつの市場拡大が進むタイ国内および周辺国向けの生産・販売拠点として、2011年1月に設立された。

 最近のタイ国内の需要構造の変化、販売数量の伸長に合わせて、生産ラインの増設を行ない、2014年9月からの営業運転開始を目指す。設備増強により現状の1.3 倍の生産能力を有することになる。

 大王製紙は同時に中国での連結子会社である大王(南通)生活用品有限公司(以下、EICN)での生産工場の増強も発表した。

 中国のベビー用紙おむつ市場は、年率約115%で伸長するなか、EICNでは「高品質な紙おむつ」を求める中国の生活者をターゲットに拡販を進めており、「GOO.N(グ~ン)」ブランドは着実に支持を拡大している。

 今後も販売伸長が見込めるため、ベビー用紙おむつの生産設備増強と倉庫拡張およびEICN工場の隣接区画(3万833平方メートル)の取得を決定した。投資総額41億円、生産能力現状の1.5倍を見込み、2015年8月の営業運転開始を目指す。

【編集 : YK】

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