【コラム】玉ねぎ男、いまやSNSおじさんかー韓国

チョ・ググ元韓国法務部長官　ウィキペディアから

　数年前、すごくわずかの日数で辞任したけれど、玉ねぎ男こと「チョ・ググ元韓国法務部長官がいた」。ファミリーで疑惑が多数あり、一般人になったのだから、もう俺のことを騒ぎだてしないでくれ。でも、医学部入学にいろいろあったお嬢さんに医者の資格を与えてくれとか、特権階級の物言いは相変わらずだ。

　このほど、静かにして欲しいはずのマスコミにモノを申した。彼はモノを申した認識はないかもしれない。SNS(フェイスブック)に書き込んだだけで、音声にはしていないのだから。

　現大統領である、尹錫悦氏のぶら下がり会見の際に、「大統領、ファイト！」と叫んだ記者がお気に召さなかったようだ。この記者は特定されている。イギリス出身でたまたま韓国滞在中のフリーランスの記者が叫んでいる。

　これに対して「チアリーダーのように大統領の足元でへつらっている」とチョ氏は書いている…その例え、一糸乱れぬダンスを心がけて訓練に励んでいるチアリーダーに失礼だな。特に今、出場選手でさえバタバタ倒れている日本の甲子園で、声も出せずに母校を応援しているチアリーダーたちが知ったら、チョ氏のせいで「韓国なんか大嫌い」になるだろうな。チアリーダーは、がんばって！ というみんなの思いを一生懸命代弁しているチームであって、こびへつらっているわけではないぞ。

　このような書き込みをしているのは、チョ氏だけではなく、元国会議員にもいる。本当に認識の浅い国だな。

　「ファイト！」でも「がんばってください」も、こんな異常気象でとにかく暑い中、コロナは終息の兆しも見えないし、経済も回らない状況で、偉い人に対して「がんばってください」「おまえもな」状態で発せられる言葉ではないだろうか。

　ファイスブックのネタとしては、よっぽどネタがなかったんだろうなという気がしてならない。チョ氏、お前こそ、家族の再構築と疑惑払拭に「ファイト！」だ。ただ…「おまえもな」とは言われたくない。
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