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【コラム】富岳を使いこなせるようになってから、言えー韓国

Global News Asia / 2022年9月7日 6時0分

富士通WEBページから

 このほど、スーパーコンピューターの世界ランキングが発表された。スパコンというより「富岳」というネーミングの方が日本人にはお馴染みかもしれない。富岳は、2020年6月以降4期連続で世界一位だったが、今回はその座を、アメリカの「フロンティア」に譲った。

 フロンティアの計算速度は、毎秒110京2000兆回で、富岳の44京2010兆回の約2.5倍。ただ、富岳以下3位のフィンランドの「ルミ」で、約15京1000兆回で、まだまだ、富岳には追い付かない。また産業応用の「HPCG」、ビックデータ解析の指標「Graph500」の二部門では、富岳が5期連続首位で、すべてを明け渡したわけではない。

 そして、日本では、富岳というスパコンは有名であり、使いこなす技術者も存在する。

 かたや国家予算に匹敵するくらいのお金をかけた気象システムを使いこなせず、減価償却もできていないのに廃棄している国・韓国(なんでも、日本の気象庁の出した予報をそのままご使用になって~盗むとも言う、国民に提供している)では、またドブにお金を捨てる行為をしている。

 約300億円の予算をかけてスパコンを完成させると言うのだ。これからできるのが、6号機。現在存在する5号機「ヌリオン」より23倍程度速度が速くなり、理論的には、富岳を少しだけ超える。2024年あたりには、世界5~10位に入るようにという希望を持っている。…富岳は2位だが、5~10位とは、どのような計算をスパコンが出しているのか。

 お金をかけて作ればいいと言うものではなく、使いこなせる技術者や、それを必要とする産業がなければ、作る理由が「日本に勝ちたいから」だけになってしまう。「世界一になりたいから」というものではない。

 富岳も、身近なところで言えば、例えば将棋の次の一手をいくらでも読めるが、やはり名人と言われる棋士の発想には敵わない。それでも、人間との闘いをやめない。常に進化を目指している。かつてこのスパコンが「世界一になりたい」と言ったのに対して、当時の政権が「2位じゃダメなんですか」と言ったこともご記憶にあるだろう。今、ある部門が2位であり、全体的に見れば予算を切られても、富岳は頑張っている。

 お金に対してしか頑張れない韓国のスパコンは…マッコリやキムチの売れ行き予想に使われるレベルとしたら、かわいそうなニュースだ。
【編集 : fa】

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