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【コラム】夏にビールは最高だ! 実はそんな感じー韓国

Global News Asia / 2022年9月13日 16時0分

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 2022年8月、韓国江川春川市の道路を走行中のトラックから、数千本のビール瓶がビールケースごと落下する事故が起きた。

 ウィングボディが開き、まさに瞬間にビールが道路に舞ったというところだろうか。芸能人がトラックを仮ステージにして歌うというイベントでなくても、ウィングボディって全開するのだな。

 筆者の居住する県は、東日本大震災はもとより、毎年のように震度6くらいの地震に見舞われている。その際にいつも学ばないなと思うのは、スーパーの酒売り場だ。確かに、買い物カートを押しながら、目に入るお酒があれば、手に取りやすい。あまり価格帯にこだわらない方なら、そこに売価の高い酒が並んでいていても手に取って見たりはしない。そういう消費者のためか、上の方に高い日本酒が(箱にも入らず)むき出しで陳列してある。地震の時は真っ先にそういう高いものから落下する。ある意味缶詰売り場とかも飛んでくると凶器になるが、酒売り場ほど危険な場所はない。揺れが落ち着くのを待っていると、店内にお酒の混ざり合った匂いが充満してくる。地震の度に毎回だ、学べ。

 話は横道にそれたが、この落下したビールとて同じこと。物凄いビール臭がしたことだろう。逆に、ビール党にはたまらない臭いがしたはずだ。ガラス瓶がなければ、そのビールの海に浸りたいと思うくらい。

 韓国では、今年6月末にも、やはり春川市の道路に2000本ものビールが散乱する事故が起きている。…なぜ春川市ばかり…。この時に自発的に片づけを手伝った市民に対して、ビールメーカーは一軒一軒感謝して回ったという。韓国というお国柄、言葉だけの感謝ではなく、それ相応の金銭という謝罪もあったのだろう。今回も、市民が我先に片づけをした、二度あることは三度ある。いやいや、春川市ではないが、2016年・2017年・2019年、そして7月末にも同じようにビール瓶が落下する事故が起きている。もはやお約束のお家芸に近い。

 ビール党、アルコール大好きにとって、このような事故が起これば、その臭いだけで、かなり酔っぱらうことができるだろうが、下戸には地獄だ。

 ビールの運搬を担うドライバーのプロ意識の問題と、今後検証されるという。が、メーカーにとって度重なる事故は、損益になってドライバー自身への損害賠償案件にはならないのだろうか。
【編集 : fa】

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