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【コラム】用途は、太陽光発電など…チラシなど広告にご注意(2)

Global News Asia / 2022年10月3日 6時0分

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 ステルス事業が存在するのは、山口県だけの問題ではない。

 脱炭素社会という大義名分のもと、再生可能エネルギーの普及が叫ばれている。全国各地で大規模な太陽光発電所(メガソーラー)や、大型風力発電の設置が進んでいる。再生可能エネルギーは、半永久的に利用できる自然エネルギーのこと。だが、太陽光発電のソーラー板の寿命は約10年(東北を基準に考えると、東日本対震災後に空き地になったところが、ソーラー基地になり、ほぼ10年。年明けくらいに、交換時期を迎える)。ソーラーだけを見ると、本来「土や砂でできた空き地」は、雑草が生い茂るものだが、なにも置いていない場所は草原化しているのに、ソーラー設置地の雑草はごくごくわずかだ。さらにその上空を飛ぶ鳥類の動きもおかしい。自然に優しいはずなのに、人工が加えられた不自然なものの場所は、限りなく不自然が付きまとう。

 欧州などで、観光目的で設置された風車。あれは、維持するのにとてもお金と手間がかかると聞く。さらに、新しいものであればあるほど、風車が回る音、音としてとらえられていないが耳が確実にとらえている音で、体調不良も起こる、人的被害が起きているのだ。

 宮城県でも、数カ所候補として地域があげられている。住民も近隣の県民も、反対運動をしている。
例えば、鳴子温泉地区では、すでにダムがあり、水力発電がおこなわれており、また温泉の元になる地熱発電所もある。どちらもうまく観光に取り入れているが、ダムではたびたび小道から車が転落する事故がある。地元民を犠牲にしてまで、これ以上電気を作る必要があるのか。

 今、電気は、東北地方の人は東北電力から買う時代ではない。電力会社は買う人が選ぶ時代だ。だから、ここから買う宮城県民もいくらかはいるとおもうが、風車を作ろうとしているのは、関西電力なのだ。関西の電力は、関西という土地で賄って欲しい(いろんな説はあるだろうが、東京電力管内の電気使用のために、なぜ福島県が犠牲になっているのだろう)。そんなにすばらしい自然エネルギーなら、ぜひ関西で作って見本を見せて欲しい。

 さらに、この自然エネルギーは、設置者に有利な法律がある。その補助金が適応になる仙台市太白区に1枚だけ太陽光パネルを設置し、11km離れた村田町に一大メガソーラー地帯を作る=電線でつなぐので問題ないという理屈の問題も起きている。もちろん売電目的であり、広告獲得利益の問題で報道されないが、山口県メガソーラーのようにラスボスが、異国の企業という場合も想定できる。

 宮城県の国会議員には「真のお母様」発言をした人もいる。実に芳ばしい議員が揃っている。

 石油や石炭など地下エネルギーはいずれ枯渇する。文明の利器に頼り切っている人間は、それらがなくなったら生きてはいけない。けれどその前に、売国という問題で生きて行けない状態になる。

 自然エネルギーと呼ばれるものは、実に不自然なのであり、そして利権が大きい。人間、いや生きているものの命よりも、だ。
【編集 : fa】

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