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【コラム】カカオトークとLINE

Global News Asia / 2022年10月22日 7時0分

韓国・国家安保室は政府レベルのサイバーセキュリティ・タスクフォースを立ち上げる

 カカオトークもLINEも、スマホアプリとして、今や欠かせないものとなった。

 カカオトークは、LINEよりも少し先に純韓国で開発された。それに触発されて、LINEも続いたがそれほどの年数経たずに韓国から撤退し、ターゲットを日本に向けた。トップは韓国系の人物だったので、発祥がどこかになったらまた揚げ足を取られそうだが、およそ8割の日本人がその開発の中心にいた。

 LINEが日本で普及したのは、東日本大震災だったらしい。あの時は、ガラケーも止まり、メールで安否を知らせることも、揺れた後30分以降はできなくなった。比較的都市部と呼ばれる市町村で言えば市でも、5日くらいはつながらなかった。乏しい情報の中で、公衆電話は、10円入れると首都圏以南には通じると言うので、東京経由で県内の親戚と連絡を取った。また、物量が止まっているにかかわらず、日本郵政は動いていて、1週間以内に神戸から安否を尋ねるはがきが着いた(震災の1時間ほど前に郵便局に出した郵送物が届いたのは1か月後だった)。メールが通じても、充電が追い付かないので返信ができない。

 そこで、「既読」という「読んだなら、生きているということだ」とLINEが普及したと言われる。

 ただ、日本には、たくさんのSNSがある。震災時に多用されたのが、ツイッターやフェイスブックだった。筆者も遅まきながらそのころから始めた。、mixiもしたが距離感が近すぎて止めた(コアなことを語る仲間はその近さが使いやすいという)。インスタグラムのバエるはいまだにわからないし、tiktokは全くわからない。まだまだたくさんのSNSの種類はあるだろうが、重い腰をあげてLINEを始めたのは一昨年の入院時で時間があったからだ。

 カカオトークに関しては、不倫する時のツールだと聞いていたので(誤認かもしれない)、今回の騒動になるまで、まったくノーマークだった。

 ここからは全くの私論だが、どんなにネット社会になっても、ペーパレスになっても、「書く」という行為は必要だ。スマホの機能に頼ってばかりいると、その人が誰でどこに住んでいるのか固定電話でも通じる糸がなくなる。

 自分の人生にとって大切な人は、全部大学ノートに殴り書きでいいから書くべきだ。それが、人と人との付き合いだから。地図系のアプリで、住所を確認して本当にそこに住んでいるかを確認すると、詐欺にもあいにくい…もちろん、パソコンで出力してもいい。

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