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【コラム】国旗 韓国

Global News Asia / 2022年11月8日 8時0分

韓国の国旗

 自分自身を表すもの、例えば日本なら日の丸という旗を大切にしない集団にろくなものはいないという説がある。

 かつて、学校紹介の記事を書く時に校章のデザインを私立の学校に借りに行ったことがある。「うちの学校に校章なんかあったのかね」と言いながら事務所の引き出しを散々探してもらったら、数パターンあった。「好きなの使ってください」…公立の学校しか出ていない筆者はその杜撰な発想にがっかりした。冒頭の言葉は、上司がその時に言った言葉だ。

 韓国人が大好きな太極旗も、あれはごくごく最近できたものであって、歴史などそれほどあるものではない。630年ほど前の国王がいた朝鮮国の旗と、今のものはハングルっぽい柄が似ているとしか言えないほど違う。140年ほど前から、ちょこちょこデザインが現在のものに近くはなっているが、三歩進んで二歩下がり状態。逆に日帝時代に日の丸で統一されていた時代が、すっきりしているし重みがある。その中でも自分たちは朝鮮人だということを示すために、併用として5つも旗が作られている。そして韓国ができて、今4パターン目。これでも25年目。よく「我々の太極旗」とどの口が言うレベルだ。

 あの国にとっての「太極旗」はありすぎて、どの時代のどれを各々の頭に描いているか理解不能だ。そもそもは「朝鮮高旗」であったのが、1942年、今から80年前に大韓民国臨時政府が「太極旗」と呼び始めた。デザインも、1949年に制作方法が法令制定されるまでデザインの統一はなかった。アメリカ軍の車に轢き殺された少女がいつの間にか慰安婦になってしまったように、この国はいつもその場限りの思い付きが多い。

 国旗図鑑があるように、どの国も、自分の国の旗を大切にしている。だから出版社から請われた時に堂々と正しい国旗デザインを貸出しすることができる。日本のように白地に赤丸。どの角度から見ても「日本だ!」とわかりやすいものはない。ゆえに貸し出すときの角度「見方」もとても大切だ。韓国にはそれがない。やっと決まったのが、21世紀に入った2007年だというから、あきれるばかりである。

 なにものも自国が発祥地であることを主張するのが大好きな国ではあるけれど、旗すら決められないのに、発祥もないものである。

 よく怒りの矛先になる、旭日旗は、1854年あたりから使われるようになった。その歴史は、168年余り。太古からみればごく最近できたものだ。確かに軍隊で使われていたが、憎むのであれば、日本そのものを表す日の丸じゃないのか? 。

 自分の国の旗に歴史の重みがない。そして、大切にする国民もいない。旭日旗に対するないものねだり。かなり恥ずかしいことだ。
【編集 : fa】

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