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【コラム】安さを求められているだけなのに、ぬか喜び! ー 楽観的な「カジュアル韓国」の自信過剰

Global News Asia / 2022年11月9日 8時0分

K239 フェイスブックから

 あくまでも、契約が済んだという段階なのに、韓国中「儲けた!」に湧き上がっている…そういうのは、お代金を支払ってもらってからだと思うのだが。

 ポーランドが、韓国の多連装ロケット砲K239を買う。約60億ドル、日本円にして約8860億119万円。本契約の前段階だが、ポーランドに支払い義務は生じる。確実に入ってくるお金だから、韓国中湧き上がるのも間違いないか。

 このほかにもK2戦車やK9自走砲、FA50軽攻撃機まで買ってもらえると言う。

 K239は、最大80kmを超える標的に対して精密に打撃できる。韓国はもっと自慢する。アメリカのM142ハイマース(高速機動砲兵ロケットシステム)よりも火力が2倍。ハイマースは6発のロケットを「撃つ」が、K239は12発搭載…撃てるのと、持って行けるのを比べる時点でもはやどんな自慢なんだと思うが。

 実は、ポーランドは、このアメリカのハイマースが欲しかった。価格や、アメリカ内部の機密事情、など、大人の事情で「すぐには」買うことができなかった。なので、カジュアルに買える韓国の兵器にお鉢が回ってきただけなのだが。

 ポーランドは、ウクライナの隣国であり、実際に参戦するつもりはないにしても、なにがあるかわからないから、兵器は揃えておきたいところだ。

 アメリカは大人の事情を解決して、今後ポーランドにハイマースを売却する準備に入ってはいるが、納期が間に合わない。安さもあるけど、韓国の有り物でしのぐといったところか。

 確実にお金は入ってくる契約を結んだが、決して望まれて買われたという事実ではないことを、知らなければならない。
【編集 : fa】

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