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【コラム】去勢しても、死ぬまで韓国男

Global News Asia / 2022年11月11日 6時0分

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 2022年10月17日、54歳の性犯罪者が、15年の服役を終え、出所する。

 未成年者11人を自分の欲望のままいたぶったのは、まだ30代の頃だった。韓国では、この15年の間に、薬物によって性衝動を失わせる、いわば去勢のような治療というか罰則が設けられた。が、この犯罪者(以下:こいつ)の刑が確定以降に立法化されたもの。こいつが希望しない限り、薬物は盛られない。

 それでも獄中で性犯罪の再販を防ぐ心理治療が300時間も、こいつにはなされた。が、再犯の可能性は、出所直前の今になっても高い。前回も、5年服役し、出所後16日で再犯している。つまり、34歳から刑務所と言うぬるい温室で守られていたのだ。心理士(もしくは精神科医)の前では、いくらでも繕うことができる。しかし、獄に戻れば妄想し放題だ。薬物的ではなく、男性の象徴を取ってしまい本当の意味での去勢をしたとしても、完ぺきではない。

 出所後、こいつは、10年=64歳、GSP(電子足輪)装着をされることにはなっている。また、住まいは公にされる~すでに出所後滞在する場所が決まっている。その地域の住民の嘆願で、外出も午後10時から午前9時はできない。…犯罪は、夜ばかり起こるものではない。

 住居地制限と旅行時の申告義務もある。それでも、性犯罪は、完璧に防ぐことはできない。

 では、刑務所に終生収監する手もある。しかし、それは、人権問題以前に、税金でこいつの人生を守ることになる。なぜ、卑劣な罪を犯したやつの人生が守られるのか理解は得られない。

 当時被害者になった子どもたちは、子を持つ親の世代になっている。トラウマになり、いわゆる普通の人生を送れていない人もいるであろう。

 見張られる人生は、逆に見れば守られる人生でもある。300時間も学んでも罪を罪としてとらえることができないこいつ。一人っきり、山奥の電流の走る鉄柵の小屋に放置しても、償いきれない罪を、自覚できないであろう。

 性犯罪は、日本でも再犯率が高い。どうしても欲望が抑えられなくなる頭の病気だとの説もある。刑務所の収監費用は、日本では年間約600万円ほど。
【編集 : fa】

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