【コラム】女性は罰せられない。わかる人にはわかる買春所 韓国

韓国イメージ

　韓国の売春において、売る側(圧倒的に女性だが、男性やジェンダーの方もいる)は、罰せられないとのこと。それは、執拗に「買った方が悪い」と日本に向けて、日帝時代の慰安婦が、未来永劫に渡る謝罪と賠償金を請求し続けるところが所以なのかもしれない。

　…日本では、売春禁止法の元、売る方も買う方も罰せられる。ただ、万が一売る方が妊娠してしまって、相手がわからず生まれたての新生児を死に追いやる行為をした場合は、売ったほうしか罰せられない。逃げ得というものである。しらないところ知らない場所で、摘発されないだけで、それでも、日本でも売春も買春も行われているのは事実だ。ちょっと古くなったかもしれないが、パパ活。スポンサーを求める活動をしているだけで、何も売ってないし、買ってないと言い張られたら、実行犯でないと難しい。

　韓国には、事務所と住宅を兼ねた「オフィステル」や通常のマンション、ホテルや高級ブランド店などがオールインワンになっているビルがある。オフィステルの家賃は、用途が他のものより高い。ブランド店見に来ただけだよって感じで、買春していく場の一つであるからだ。

　韓国ではカラオケを「ノレバン」と言う。けれど、カラオケ店なのに「レノパン」や「レノバ―」という名称になっていたら、これもそういうことだ。

　「静脈と動脈、そして、包帯」の3色を意味する理髪店のサインポール。これも、今、日本の新設店では、水色と白の場合がある。韓流からヒントを得ておしゃれと思って経営者は知らずに設置していると思われるが、韓国でも、こちらの方のサインポールがある場合、そういうサービスを行う場所だ。すっきりしたの「すっきり」の意味がまったく違う。

　もちろん、売る側買う側、すべてを提供する側、3者とも売春買春という犯罪を行っているという法律は韓国にもある。けれど、誰が弱者かというと、売らざるを得ない者である。だから、できるだけ、その性を守るために、日本の赤線やいわゆる盛り場などといったわかりやすい場を韓国では設けない。

　「あっ、そうか」。あくまでもサジェスチョンして、すべてが成立しました。三方良しという売春、買春システムになっているのだ。

　再三日本との比較で恐縮だが、日本の場合、結果的にそういう巣窟になってしまったということで、最初から目的を絞った場所は、売春禁止法と共に消えた、はずだ。
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