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【コラム】ミサイル特需のお金持ちが買うのか 北朝鮮

Global News Asia / 2022年11月22日 15時0分

朝鮮中央通信日本語版WEBページから「第13回平壌第1百貨店商品展示会が開幕」

 ブランドには著作権がある。ただ、ファッションとかは言い逃れができるようになっているようだ。例えば、本物のシャネルスーツはオーダーメイド(もちろん、シャネルの店舗でつるしの既製品もある)だが、世の中に「シャネル風スーツ」のあまりにあふれていること。

 今、世界中で値上がりがして、ブランド品を買うのは、もっともっと限られた人になっている。買ったとしても、家の中で死蔵品になるか、インスタのために活用されるだけだ。

 しかし、ミサイルをバンバン飛ばしているあの国は違う。国民が貧困のあまり食べるものがなくても、コロナの治療がゆきわたらなくても、それは、国民の出自のせいであり、国家の責任ではない。出自の良い方々には、今こそ、「純北朝鮮産」のブランドで身を固める時期がきているのかもしれない。

 平壌のデパートには、シャネルのロゴに限りなく近いバック。バーバリー柄のバック。ディオールの香水の容器によく似た香水。アシックスみたいなシューズ。…キリがない。

 何個発注され、何個売れたのか。他国に豊かさを見せるために一品入魂だったのか。

 けれど、以前とは比較できないほど商品の質が向上して、発展しかないのが、北朝鮮の軽工業なのだそうだ。ファッションを軽工業と硬い言葉で言われても夢はない。

 そして、似ているかもしれないが、すべてが、北朝鮮の商標がついている、北朝鮮の製品だと胸を張る。

 とても安い工賃で作られ(資材は南の同胞が提供)、南のパチモン市場に並べられ、外貨を稼ぐ。いや、ミサイルを飛ばせる国が、南など頼るものか。

 国民が貧しさの中で命をぎりぎり繋いでるは、フェイクであって、自国のファッションに身を包めるくらい豊かな国なのであろう、はあ。
【編集 : fa】

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