【コラム】釘って、意外と高いよね…韓国

釘イメージ

　韓国の仁川新港近くの道路に、大き目の釘約700本が落ちていた。その距離2キロメートルに渡る。

　その通報から約1時間後に、その道路を、警察庁長官が通る予定だった。仁川新港の鮮光ターミナルで行われていた「全国運送産業労働組合貨物連帯」の集団運送拒否の状況の視察を行うためだ。

　この労働組合は、韓国のトラック運転手のもの…警察庁長官に監視されながら、協議を行うのはいささかボルテージが下がる。しかし、安全に通れる道路の必要性を誰よりも知っているトラック運転手が、釘を撒くなど危険行為を行う必要はない。

　9センチの釘がタイヤに刺されば、パンク辱発で大事故につながるであろう。当該警察は、すかさず回収に当たった。

　現時点で、防犯カメラ等を駆使して、ばら撒かれたと思われる時間帯にそうこうしていた車を追跡するなど、地道な調査が続けられている。走行中の車から撒かれたという可能性もあるが、2キロなら人海戦術・徒歩で「通行人」を装ってでも可能であろう。かろうじて、ドミノ状態に「突き刺され」とばかりに置かれていたわけではない。ごみでも捨てるように、ポツポツと釘が2キロに渡って存在したわけだ。

　被害を与える威力のある丈夫な釘は、意外と高い。釘が700本というのは、それなりに費用が発生する。1カ所のホームセンターで購入した場合、足が着く。工務店など、釘が必要な事業者が購入すれば違和感はないが…。

　意味不明な700本の釘。だれがどんな目的で。韓国人のすることは理解不能だ。
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