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【コラム】韓国風話し方って、具体的にどんな? 北朝鮮

Global News Asia / 2022年12月28日 6時0分

朝鮮中央通信日本語版WEBページから「第13回平壌第1百貨店商品展示会が開幕」

 先日、北朝鮮の高校生3人が、韓流ドラマを密かに見て、その面白さを多くに伝えた(現実には学校で話題にしただけとか)ことで、逮捕され銃殺。韓流ドラマは、命までかけてまで見なければならないものなのだろうか。

 彼らは見せしめに過ぎず、満足な食べ物もなく、コロナに罹患しても満足な医療も受けられず、一握りというよりは数人程度の上流階級の贅沢や自己満足に否定もできない。

 仮に、テレビを見られる環境(これも、最下層では望むべくもないが)というチャンスがあったら、南の同胞はなにをしているのか的ドラマを見たくなるのも人のサガだ。

 これに対して、2023年1月17日に平壌で開かれる最高人民会議で、北朝鮮人としての生き方を守る強い罰則が作られそうだ。

 ドラマの影響なのか、この地球に生きている若者独自の文化なのかはわからない。少なくとも、若者は、昔若者だった者と同じように、時代の文化も作る。そこで使われる言葉遣いもまた文化だ。

 それを政府は、韓流ドラマに影響されて、韓国流の話し方が流行しているとしている。そして当局の取り締まりもどんどん厳しくなっている。

 韓国流話し方とは、具体的にどういったものであろう。そして、北朝鮮人にふさわしい言葉遣いとはいったいどういうものなのか。

 若者は「偉い人だろうけど、知らない人」的な無鉄砲さを持っている。こんなに我慢を強いられる中である意味、他の国の若者より強く持っているはずだ。

 ずばり「ザ・北朝鮮の言葉遣い」を制定して、それ以外を話してはいけない。マニュアルを作る方が先ではないか。いや、銃殺刑にかけたほうが、マニュアルの流布より簡単ということだろうか。
【編集 : fa】

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