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多くの被災者を紡いできたプロジェクトがクラファン受付中

Global News Asia / 2023年1月11日 9時0分

フィリピン北部アブラ州を襲ったM7.3の地震で被災した家屋(http://tsunamicraft.asia/ より)

 2023年1月11日、阪神淡路大震災で被災した主宰者が、東日本大震災や熊本地震などの日本国内の被災地とタイやフィリピンの災害被災地を巡って、現地の人々どおしを繋いでいるプロジェクトがツナミクラフトサポータークラブとして、今年の支援を募っている。

 クラブを主宰している東山高志氏は、自身も阪神淡路大震災で被災。その後タイのスマトラ沖地震で被災したタイの人々が作った製品をフェアトレードとして支援したり、さをり織りという日本発祥の織物工芸の技術サポートなどで、タイのパンガー県やロップリー県の施設を支援してきたほか、2021年に台風、2022年にはM7.3の地震に見舞われたフィリピン北部アブラ州の被災者支援も現地での活動をしているNGOと支援している。

 クラウドファンディングの目的としては、以下のようになっているが被災者支援はもちろん、若者などに現地の様子を直接見てもらえる機会としてのスタディーツアーは新型コロナで中断されており、再開を待ち望む声も多い。

クラウドファンディング目標額120万円
「被災地をつなぐさをり織り」稲むらの火の館、甲東ホール 50万円
海外体験型スタディツアー再開のための資金 20万円
中古機材や古い織り機に対応した新品の部品の寄付のための送料と調達費用 20万円
被災地モニタリング調査費用 10万円
ワンワールドフェスティバル等のイベント出展費用 5万円
返礼品調達及び送付費用 15万円

 関心のある方は、ぜひツナミクラフト・サポータークラブで検索して欲しい。
【編集 : そむちゃい吉田】

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