【コラム】マイレージ犬 韓国

済州島ホテルのイメージ　FBから

　マイレージ。かつては、飛行機等の移動手段でたまるポイント(ざっくりのジャンル)だったが、今や普通のポイント(セブンイレブンに行って何か買ったとか)でも、マイルがたまるとなっている。ポイントがたまるというより、マイルがたまるって、なんか高級感みたいなものですかね。

　韓国済州島では、ペット同伴の観光客誘致を目玉にした企画を、大韓航空とともに推進している。

　6キロ以上のペットは手荷物になるが、それ以下は乗客と同乗できるのだ。そして、ペット同伴旅行の回数に応じて運賃がタダ、あるいは割引を行っている。
2021年で1150匹だったペットが、この割引策のお陰で2022年には9722匹に増加した。おそらく、宿泊施設もペット可なのだろう(犬、猫、鳥に限られているが)。

　いわばペットと行ける旅なら、済州島一択とまでに現時点はなっている。

　お犬様、お猫様、お鳥様…飼っている人はいいけれど、家族なんだろうけど、言葉も通じるんだろうけど…配慮なんだろうけど。生き物が無理っていう人は一定数いる。無理でなくても、自分の家の生き物以外は苦手っていう人もいる。すべての人間が動物に優しいなんて大間違いだ。隣の席に同乗されたら…数時間のフライトでも席を代えてもらいたくなるのが人情。というか、同じお金を払っているのだから、静かな環境の保てる席を用意しろよと思いたくなる。故に、ペット同乗専用便以外には、乗せてもらいたくないが本音という人はいる。

　ペットを、ペットホテルや動物病院に預けてお金を払うなら、一緒に旅をしたい。思い出を作りたい、写真を撮りたい。…マイルを一足飛びにためたい！ 。

　畜生を、伴侶と呼ぶことを決めた国、韓国。人間だけでも面倒くさい(胡散臭い)のに、ところ嫌わず排泄する他人所有の生き物と旅なんかしたくないわ～。
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