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【コラム】戸籍的には相続者といっても…韓国

Global News Asia / 2023年1月30日 6時0分

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 3歳から、54年間会っていない「産みの母」を「お母さん!」と呼ぶことができるだろうか。この54年とても幸せな人生に居て「お母さんが生んでくれたから、今の自分がある」と思える奇特な人物に成長していたのならば、あるかもしれない。

 どんなにいい母親に恵まれたと言っても、一生に1回くらいは「なんで産んだんだよ!」と毒づいてしまうものだ。

 この母親は、再婚をした後、子どもたちに会うことはなかったし、接することはなかった。いわば捨てられた姉弟は、母親を恨みながら、57歳になり、決して裕福ではない中で暮らしていた。そして弟は、漁師として働いている最中に死亡した。それを知った80代の母親が、死亡保険金を手に入れるために名乗り出た。
姉は母に渡したくないと、弟には事実婚の妻がいたと主張した。

 繰り返すが男性は漁師だ。事実婚の妻とは年間の半分くらいしか一緒に住めない系の漁師だ。暮らせないとき妻は、息子と暮らしていたと言う。

 韓国では、事実婚は認められるが、同一住所に住んでいることが基盤だという。妻は住民票を息子との家に置いていた。それ自体は、よくあることだ。

 けれど法律は杓子行儀で、漁師が残した遺族補償金は、よくわからない女性には下りない。姉が「内縁の妻だ」と主張しても、その事実を知っている他者が証言しても、お金は、母親に受け取る権利があると言う。

 ただ産んだ。54年なにもしなかったくせに大金をもらえるのなら母親だと言うのだな。もしか先に死んでくれたら儲かるかもと韓国人女性は妊娠するのか。この漁師がとても哀れに思える。
【編集 : fa】

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