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【コラム】お母さんのようになりたいですか 韓国

Global News Asia / 2023年2月16日 11時0分

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 母親と娘と言うのは、永遠のライバルではないだろうか。その母親から何人の女の子が生まれようと一人一人が母親というライバルと闘う。

 現代の韓国の女性たちは、自分の母親のようにはなりたくないと主張する。そりゃあ、そうだな。自分以外の人間には、悪口雑言浴びせて、それに敗北すると「恨」の思いを抱きながら精神的な病になる。あるいは、裁判を起こして徹底的にやりあう。
下品。お金のためなら何でもする、などなど、人としてどうなの? を尊敬しろと言われても難しい。

 だから、有名大学に進学し、一流企業に勤める。もちろん、子どもの頃の面影もなく整形して、同じく整形しているエリートと結婚する。志は高い。でも誰もがなれるわけではない。

 韓国の女性たちは、日本女性は「母親のようになりたがっている」と決めつける。いや、それは絶対に違う。特に、コロナ禍が浮き彫りにした日本の中の貧困。母親たちは必至で子どもたちを育てようとしているが、その必死さが「こうはなりたくない」という点であったりする。また、子どもを産んだからと言って母親になれるのではなく、育て上げるうちに母親になっていく。それができず、母親ではなく、いつまでも一人の女性として煌めきたい女性も増えた。

 お母さんと言うライバルに似たくないから、ある意味、女性たちは子どもを産まなくなった。子どもを産む時間は人生の中で限られている。そのギリギリで産めば、医学が何とかしてくれるだろう。

 また若くして産んでも、へその緒も取れぬ生後数時間のうちにゴミとして捨てる。そんな事件は両国でたくさん起きている。

 日本人が、お母さんのようになりたいのではなく、韓国人のように大声で騒がないだけなのだ。

 お母さん女優と呼ばれる女優は、韓国にも日本にもいる。だいたい、そういう人は、自身の子はいない。お母さんのモデルは、芸能人で代用もきく。

 母親と言うライバルと闘うよりも、男社会・世の中で戦い抜いて、自分という個を保持したい。両国とも、ますます、少子化が進むのかもしれない。
【編集 : fa】

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