【コラム】パブロン、ドラッグストアに、並んでいるよ 中国・春節

薬イメージ

　中国の旧正月でもある春節が終わった(中国の旧正月が、正しい春節であり、韓国などの春節は真似以外のなにものでもないと今年声明が発表された)。

　日本の週刊誌では、薬局から薬がなくなる、などの見出しが躍った。中国人・韓国客の爆買いで日本中の薬局の薬が買い占められると言う意味だったらしい…筆者の住む地域のドラックストアには、豊富に風邪薬関係並んでいるのだが。見出し大げさか、東京電力お使いの地域の方々だけにしか通じない警告だったのか。

　中国人(国籍に関わらず)約21億人が大移動した。去年と比べて海外旅行予約件数は、540％伸びている。

　けれど、日本は、ゼロコロナ政策が成功しているとは言えないという公の事由で中国からの入国を制限した。中国も負けてはおらず、日本と韓国だけの入国を厳しくして…世界からちょっと笑われている。

　週刊誌は締め切りがある。その数日、数時間の間に、政策が変わる場合も往々にしてある。それは、朝のワイドショーで言っていたことと、昼のワイドショーのネタが真逆みたいなスピード。紙媒体のつらいところは、この時差だ。

　爆買いは確かに、映像系メディア的には絵になる。空港で戦利品を見せてくれる中国人も雄弁だし、使える。爆買いしてもらうと、経済も潤うし…それで、日本人が日本の薬が買えないのは違う。

　中国人…日本と言う国があったこと忘れてくれないか。ない国とは戦争もできない。支配もできない。そして、自国で作り出した疫病の薬は、疫病の作り方を知っているのだから、最速で作って、オープン特許にしてもらいたいものだ。

　中国にとって旧正月かもしれんが、日本は普通の一月なのだ。
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