タイ王国は「中国人観光客のパラダイス！」文化・食・物価・サービスが超魅力的

タイ　イメージ

　2023年1月から3月までの間、タイ王国は中国人観光客の間で大人気の旅行先となった。中国政府が新型コロナウイルスによる渡航制限を2023年1月8日から緩和したことが大きな要因だ。タイ民間航空局のスティポン局長は、2023年にタイに到着する中国人は700万人から1000万人になると予測している。実際に、2023年1月から3月18日までの間に557万人の外国人旅行者がタイを訪れ、そのうち約30万人が中国人だったと報告されている。

　タイには中国人観光客を惹きつける魅力がたくさんある。まず、タイは中国と近く、航空券も安い。中国の主要都市からタイのバンコクやプーケット、チェンマイなどの観光地へは数時間で到着できる。2023年1月からは、中国の航空会社がタイへの運航を再開し、便数も増えた。

　また、タイは文化や食べ物が中国と似ているが、それでいて異国情緒も感じられる。タイには仏教寺院や王宮、美しいビーチや島など、見どころが満載だ。タイ料理も中国人の口に合うが、辛さや香りで違いも楽しめる。タイでは中国語が通じる場所も多く、現地の人々も親切である。

　さらに、タイは欧米に比べ物価が安く、ショッピングやマッサージなどを気軽に楽しめる。タイでは現地通貨のバーツだけでなく、中国の電子決済サービスも使える。2023年1月は春節(中華正月)の時期でもあり、タイではさまざまなイベントやセールが開催された。

　タイ王国は中国人観光客にとっても魅力的な旅行先である。新型コロナウイルスの影響で減少していた訪タイ外国人観光客数は、2023年に回復する見込みだ。特に中国人観光客はタイの観光産業にとって重要な存在であり、今後も継続的な交流が期待される。
【編集 : LF】