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【コラム】韓国人拉致事件の裏側に見る韓国社会の闇―北朝鮮青年が語る67年間の苦悩

Global News Asia / 2023年4月8日 6時0分

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 韓国にも、拉致事件があるのだそうだ。韓国人が拉致されるのはいうまでもないが…北朝鮮の青年を、韓国建立8年目の1956年に、韓国人工作員が拉致してきたという。

 拉致された青年は、ソウルの空軍基地で、19歳から4年間、抑留され、無報酬で雑用させられたという。86歳になった今も生きているということは、粗末であっても、食事は出たのだろう。 23歳の時に解放された…なぜ帰らなかった? 朝鮮戦争はすでに休戦に入っており、そのどさくさに紛れても帰れなかったのか。あるいは、4年も韓国にいたことで、スパイだと決めつけられて、制裁処分を受けることを恐れたのか。

 もう、韓国に67年いる。身体が動く頃は、日雇いの仕事で日々をしのいだ。当然のことだが、韓国の戸籍はない。つまり、福祉援助は得られない。

 韓国には、慰安婦や徴用工など、素晴らしい見本がいる。そしてその嘘だか本当だかわからない境遇を金にする方法を教えてくれる援助団体もぞろぞろいる。

 2020年に、彼は、「真実と和解のための過去史整理委員会」に真実探求を申請した。それと同時に、韓国国家を相手取って損害賠償請求を起こした。よし、手口は似ているぞ。

 このほど、一審で、10億ウォンを支給せよとの判決が出た(訴訟要求額は15億ウォン)。日本円にして約1000万円が86歳に支払われる。控訴審や最高裁がなければ…なくはない。 1000万円あったら、本当に仲間が手弁当で支援してくれているのなら、充分裕福な生活が送れる。

 なんだな、19年いた北朝鮮の純朴な若者も、67年も韓国にいると見事な韓国人になるな。金金ウォンウォン。とりあえず謝罪は求めていないモノ。

 朱に交われば朱くなる、だな。
【編集 : fa】

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