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サト・レストラン・システムズ、タイのサハ・グループと合弁会社を設立

Global News Asia / 2014年8月23日 11時8分

家族向けレストランの「和食さと」。

 2014年8月22日、タイにおける消費財の大手製造・商社であるサハ・グループは、タイで日本食レストラン・チェーンを展開する「日本亭」と日本でレストランを展開するサト・レストラン・システムズとの間で、タイおよび周辺国で日本食レストランを展開する合弁会社を設立する契約を締結した、と発表した。

 新規合弁会社「日本亭サト」は資本金6000万バーツ(約1億8000万円)で、「日本亭」レストランの営業母体であるATVホールディングが61%、サハ・グループが20%、サト・レストラン・システムズが19%出資する。

 サト・レストラン・システムズの重里社長は、大阪を拠点に1958年に設立した会社が今やいくつかのブランドのもと、317店舗営業するようになり、うち197店舗が家族向けのビュッフェである「和食さと」のブランドで、大阪・京都風の料理を提供していると語った。

 タイでの「和食さと」1号店は、東部チョンブリ県のシーラチャー地区にあるJパーク・ショッピングモールで今年10月にオープンする。

「日本亭さと」のマネージング・ダイレクター、スーンタレー・リーゴモンチャイ氏は、今後5年以内にシーラチャーおよびラヨーンを中心に「和食さと」レストランを8店舗開店する計画だと述べた。各店舗に約3000万バーツ(約9000万円)を投資し、5年以内に黒字化する。

 来年のアセアン経済共同体発足後、ミャンマー、カンボジア、ラオスへの進出も計画している。
【編集 : YK】

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