【コラム】医師よりナースの方が詳しいこともあるよ 韓国
Global News Asia / 2023年4月16日 6時0分
新型コロナの流行、いまだやまず。医師を頂点にしたカースト的に、医療崩壊は正直否めない。昨年秋冬の日本のドラマで「トラベルナース」というものがあった。ダブル主演で中井貴一さんと岡田将生さん。岡田さんは、アメリカの「PA」(Physician Assistant)の資格を持っている。「医師を補助できるグループ」、時に医師に代わって緊急対応が許されているナースのことだ。日本ではもちろん、この制度は認められていない。韓国でもまた認められていない。資格を取得するのはかなり難しいが、そろそろ、医療にこの「PA」を用いることを考えてもいいと思われる。
筆者が生まれてから1年目からの主治医は、あまり身体が丈夫ではなく…時に、婦長さんが診断名を付け、盲腸くらいなら切っていた。ホームドクターなので、家族が入院すると、病状や治療方針も当時の「看護婦さん」から聞いていた。大人になって、県庁所在地の国立の病院に入院した時、どのナースも口をわらなくて「ケチだな」と思った…それは、逆に自分が生きて来た医療環境が違法だってことなんだけど(くれぐれも、今、そこの主治医の病院で違法は、行われておりません)。
韓国の医師不足は、コロナ前から深刻だ。半導体系の学生が、医療に流れているとは言え、免許はとっても、医療現場で医師として働くかというと、研究の方に回ってしまう。単純計算で、2.4人の医師で1000人の患者を診ている。
韓国では看護師の団体が「PA」制度を進めるように国に働きかけている。アメリカで資格を取得した人が、韓国の医療現場で働けるようになることも求めている。
どこで線を引くか、難しい問題だ。だが…医大をきちんと踏まずに軍医になり、そのまま戦後町医者になった時代背景を思うと、充分可能なのだが…もちろん、韓国人特有の嘘の上に成り立つことはやってはいけないことではあるが。
【編集 : fa】
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