セブ・パシフィック航空、2023年度は便数を週3000便以上へ拡大
Global News Asia / 2023年4月19日 16時30分
2023年4月18日、セブ・パシフィック航空は、社長が来日し、東京都内でメディ向けに事業展開などを説明した。成田~セブ線は5月1日から毎日運航、(既に週4便で運航を再開しているフィリピン航空を上回る)、成田~クラーク線は5月21日から週4便で運航する。
アレクサンダー・ラオ社長兼最高商務責任者(CCO)は、「これまで新型コロナの為に、旅客での売り上げ利益ともになかった中で、貨物が利益を出していた。これは、とても大きな助けとなった。今後、旅客が盛り返していっても、全体の利益の7-9%を貨物で作っていけるだろう。新型コロナ収束後、収益が多い路線は、オーストラリア路線と中東(ドバイ)路線。ただ、当社としては、アジア(特に日本と香港)路線がコロナ前には、大きな利益を生んでいたので、その復活に期待している。2022年度にフィリピンの国際線市場が急速に回復し、2023年度は便数を週3000便以上へ拡大する予定。また、当社はフィリピン国内で平均機齢が最も若い(新しい機材)エアラインであり、エアバス機を54機、ATR機を19機保有。さらに2023年にはエアバス A330/320neoを15機追加する計画だ」と話した。
松本知彦日本支社長は「日本マーケットの状況について、5月のセブ線とクラーク線の再開をもって便数がコロナ前と同水準(週46便体制)に回復するため、今年度は2019年度と同水準の売り上げを目指す。観光庁の発表では海外に比べ日本市場の回復は遅れているが、アウトバウンドは2019年比で30%に留まっていまる。物価の高さなどが報じられていることもあり、海外旅行に対するハードルの高さを感じている人が多いのでは」などと述べた。
【編集 : LF】
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