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【コラム】棗(ナツメ)は、ウィグル自治区産をお勧めします

Global News Asia / 2023年5月5日 6時0分

イメージ ナツメの薬膳料理

 シルクロードにも含まれるウィグルに行ったら、シルク製品やらくだの毛皮で作られたものを購入するといい。けれど、もっと手軽に買える特産品がある。「棗=なつめ」だ。プルーンとも言われる場合もある。

 ウィグルの棗は、特級品だ。大粒で肉厚。ウィグルの乾燥地帯が作り上げる逸品。

 「〇キプルーン」というアメリカ産の棗を使ったマルチ品もあるが、売り方に違法性があるだけで、身体にはいい。けれど、液状にしたものよりも、きれいな空気と太陽の恵みの下で干されたウィグルの棗は、1日3粒で「加齢に寄り添う」とも言われている。

 貧血気味の若い女子は、高価なウィグル産ではなく、安価=空気の汚い中国産のプルーンを食べている、残念なことに。けれど、同じ棗である限り、女性の身体、女性ホルモンに正しい働きをさせるとも言える。

 ウィグルにとって、新型コロナ禍は、悪いことばかりではなかった。どんな僻地からでも、言い換えれば世界中から、ネット環境さえあれば直販できるようになったのだ。

 送料はそれなりにかかるだろうが、特級で1キロ582円、1級で1キロ485円、2級が1キロ232円。生産者から、顔が見える取引ができるというのは、日本の産直みたいで安心できる。

 ウィグルの棗、いかがですか。そのお金が自治区の発展にも役に立つはずだから。
【編集 : fa】

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