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【コラム】台湾の高倉健って誰だろう・網走刑務所と嘉義旧監獄、放射状の木造舎房が特徴の友好交流協定

Global News Asia / 2023年5月7日 6時0分

Facebookから

 昨年から、台湾の各都市が日本の各自治体と友好条約や姉妹都市条約を結んでいる。そして、台湾からは、その自治体の小学生に、台湾バナナや台湾パイナップルが給食でふるまわれている。台湾を本気で怒らせたら非常に怖いのかもしれないけれど、市民レベルの交流に関しては、本当に喜ばしい気持ちが伝わってくる。

 その中で…怖い人、いや日本では最も怖い人がかつて集まった網走刑務所がある網走市と台湾の嘉儀市が、刑務所=監獄つながりで友好交流協定を結んだ。

 今は死刑囚を筆頭に重い実刑を受けた人は宮城刑務所に集められているという都市伝説があるが、網走刑務所は「網走番外地」という映画にもなったくらい、寒いし過酷。そこにはいつも高倉健がいた(吉野のママもいた)。健さんも、晩年は犯罪者じゃなくて、看守さんの役の方が多かったけれどたまにBSでお若い時分の網走物を見ると「意外とおしゃべり」。

 網走刑務所も、嘉儀旧監獄も、放射状の木造舎房が特徴。それもそのはず、嘉儀旧監獄は、日本が台湾を統治していた1922年(建立101年)に出来たもの。3翼の放射状の舎房。網走は、5翼の放射状の舎房で、国の重要文化財にもなっている…重要文化財は、健さんたちが舞台にした旧監獄であり、現在も新しい建物で刑務所としては存在する。

 もしかしたら、怖い人が脱獄してくるかもしれない。どちらの国の地域の住民は同じ思いをしたかと思われる。
だからこその、国際交流。

 そんな小さな縁を紡いでくれる台湾に、感謝したい。友好都市になるのに、本当は理由なんかいらないのかもしれない(北海道の土地が、ぷーさんの国の人に買い占められているが、台湾が網走から監視しているぞ的な感じもする)。
【編集 : fa】

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