【コラム】機能性表示食品、化粧品は、言ったもの勝ちだからーハッタリ韓国

イメージ

　弊社記事でたびたび報じているように、「機能性表示〇〇」、〇〇には、食品だったり化粧品が入るのだが、トクホのように効果が約束されたものではない。トクホもまた、確実に効くものではなく、効果がある可能性もあるよと…言うなれば、効能があるとデータを出した会社からの突き上げで出来た可能性だってある。

　このほど韓国の化粧品協会が、機能性化粧品の事前審査や報告制度を廃止すべきだと述べた。ある意味、安全性の問題と製品情報の不透明さにつながり、健康被害が出た場合、消費者被害の責任をとらないことを暗に肯定している主張だ。

　韓国の機能性表示に関しては、品質と安全性や効能を、食品医薬品安全処で審査されているとのことだが、書類を出して一定期間過ぎれば認められる。日本のトクホ認定の厳しさほどはない。けれど、韓国の化粧品は、世界各国で使用されている「ウォン」が稼げる特産品であるだけに、審査待ちや、成分に関してダメ出しが出ると、売れるべき時期に売れないので「業者」が困るのだ。

　審査がなくなる、ゆるくなるのならば、「血行がよい肌になります」をうたった化粧品に、キムチあるいは唐辛子物質を入れても構わないということになる。香粧品科学に基づかない、儲け重視の化粧品が乱売される可能性がある。

　協会では、韓国製化粧品が再飛躍するためには、規制を緩くするべきと譲らない。

　しかし、国会議員も行政の担当者も、どんなに賄賂を掴まされても、規制を緩めるべきではない。それは、韓国人が作っているからである。
【編集 : fa】