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【コラム】韓国における贅沢の基準値は、庶民の暮らしではない

Global News Asia / 2023年5月12日 6時0分

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 大多数を占める一般家庭において、スポーツジムやゴルフは、毎月の経費の中に入っているだろうか。都市部においての独身貴族や高給が約束されている企業にお勤めならば、それはありかもしれない。けれど、夫婦(夫固定給、妻扶養圏内のパート)の収入でコロナ前にはちょっと余裕があるくらいで営んできて、コロナ禍の物価高の間に子どもも教育費がかかる年齢になってきたとき、ママはジムに行くわ! パパは週末ゴルフね! が可能だろうか。

 韓国の、この世界的な値上げの中の節約は、ジムやゴルフを削ることだそうだ。これって、韓国人全員がジムに所属しゴルフも嗜むってこと? (笑)。ジムも脱退されると困るので、会員権期間を延長したり1回の使用料を値下げしたり知恵を絞っているが、辞める人はあとを絶たない。もっともなことだ。今は、ジムの機器を使わなくても、その覚悟さえあれば、スマホ動画でセルフトレーニングが充分できる。ゴルフもまたしかり。富裕層などの接待ゴルフなどどうしても必要(本当に必要か)は残るだろうが、庶民には無縁のものになる。

 本当の意味での節約は…新聞を取っていたとしたら、新聞をやめるからはじまる。約4000円近くのお金が浮く(ネットニュースで充分)。スマホも格安スマホに移すと万単位で違いが出てくる。運動はウォーキングなどタダでできるもの。買い物も、例えば卵だが、200円の特売品を買いにスーパーに行き、余計なものを買ってしまうより、コンビニで260円の単品を買った方が安い。買い物の前に必要なモノを書き出して、それしか買わない。自転車で10円安いスーパーをはしごするまではお勧めしないが。趣味は、タダでできるものがたくさんある、そこで楽しめばいい。韓国には、こういう節約法はないのだろうか。

 ゴルフとかジムやめましたから、節約しています。それって、何気に、韓国人の生活レベルは高いよって自慢だったりするのかもしれないな。
【編集 : fa】

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