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【コラム】こうしてみると日本が寛容なのか 韓国

Global News Asia / 2023年5月29日 6時0分

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 韓国の高速道路のサービスエリアの女性トイレが非常に混んでいた。一人の女性が辛抱たまらんと男性用トイレの個室で緊急に用を足した。そして、緊急に警察に通報され、すっきりした後に、すっきりしない事態になった。

 えっ? ダメなの? …自分をおばちゃんと呼ぶようになった女性たちならそう思うだろう。サービスエリアではないが…女性客の多いコンサートやお芝居をする会館は絶対的に女性トイレが多いものだが、開演直前になっても行列は続く。おばちゃんは、過活動膀胱で頻尿になる率が高いので、その舞台を楽しむためには、開演前のトイレは必須なのだ。隣に位置する男性用トイレに人気がなければ「問題ないですよね」と知らない者同士が申し合わせて、男性用トイレになだれ込む。開園5分前のベルが鳴ったらなりふり構わず、モラルなんか知らない。韓国流に警察が呼ばれたら、舞台は中止になってしまう…。こうしてみると、日本が寛容なのか? 。

 もちろん、今ジェンダー問題で、上記のようなトイレに、見るからに異性が堂々と入ってきたら、SNSは祭りになるし、刑事事件として報道される。

 でも、サービスエリアという「次のトイレまで何時間もかかる」「緊急過ぎて、我慢した時、悲惨な現状になる」という状況を鑑みて、許される心の余裕はあってもいいのではないだろうか。

 通報した男性は、自分が女性トイレに緊急で行ったら認められないだろうと言う。でも、見るからに「ああ、もう限界なんだな」はわかる。それすら、韓国女性は許さないのだろうか。

 昔、道路沿いにある我が家の外トイレの戸を開けたら、知らないおばあさんが用を足していた。「ごめんなさい」と言ったのは筆者。「気をつけなさいよ!」と怒鳴ったのはおばあさん。家に戻ってよく考えたら、なぜ筆者が謝らなければならなかったんだろうと思った(笑)。道路沿いにあるトイレを他人に使われたくなかったら、鍵かけなきゃと取り付けたが、また別の見知らぬおばあさんに、「あんだい、けちだごだ」と言われた。いやいや汲み取り代金うちが支払うんですけどね。

 トイレ、便所問題は、バリエーションがあって、そして解決しえない問題なのかもしれない。それは世界中で。でも、警察に通報までは、ちょっとね。
【編集 : fa】

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