愛染 興希氏 国連が推奨するSDGs1番の「貧困問題」で貢献
Global News Asia / 2023年6月19日 10時0分
2030年達成目標のSDGsの関心のある項目としては、「貧困をなくそう」の項目を挙げ、自身の活動の意義に共通していると答えた。大学時代にボランティアで訪れたカンボジアで子どもたちの貧困を目の当たりにし、「救いたい」という強い想いが芽生え、今もその経験が愛染氏の活動の原動力になっている。貧困の連鎖を断ち切るために、今後もSNS発信や講演活動に力を入れていきたいと力強く語った。
最後に、同世代である20代・30代の悩める若者に向けて「対面の価値」について伝えた。今は好きな時に、スマホやPC、テレビなどから様々な情報を簡単に得ることができる。だが逆を言えば、誰もが簡単に見ることのできる媒体にはあらゆる規制が存在し、ありのままの真実を発信することも、拾うことも難しくなっている。だからこそ、よりリアルな声や情報を得るためには直接会い、話を聞くことが何よりも大切だと愛染氏は捉えている。多くの人と出会うことこそが「キャリアの選択肢を広げる鍵になる」とエールを送った。
愛染氏は、今後も日本の貧困問題解決に向けて正しい金融リテラシーを多くの人に伝えていく。2023年9月には、ファイナンシャルプランナーとしてお金について学べる本を自費出版する予定だ。「世界基準のファイナンシャルプランナー」を目指す愛染氏の今後の更なる活躍に期待していきたい。
今回の詳しいインタビュー内容は、キャリアパスメディア『THE CAREER』の「インタビュー」をご覧ください。
愛染 興希氏プロフィール、1993年7月10日生まれ。
高等学校卒業後に就職するも、大学進学を目指し2年間で約500万円の進学資金を貯める。大学在学中、海外でのボランティア活動やビジネスプログラムに参加してビジネスの基礎を学ぶ。卒業後、あなぶき興産(穴吹興産株式会社・東証スタンダード市場)に入社。新入社員の時から開発の仕事を任され一都三県の相場調査等の業務を経験。
2020年からファイナンシャルプランナー業務を開始。貧困の経験をもとに、少しでも多くの方の力になるべく、志をもって資本主義社会と向き合い、TV出演やメディア活動にも力を入れ、金融業界における影響力拡大を目指す。
【取材 : パーソナルナビ編集部】
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